タルヌフはポーランド南部に位置する交通の要所であり、また宗教文化の中心でもある。中世の遺跡が多く ポーランドの”ルネッサンスの真珠”と形容されている街だ。人口11万の小さな都市ではあるが、旧市街を散策すると歴史の風格を感じる。ここで長旅の疲れを癒し 先の長い旅路の英気を養うための寄り道であったが、思いもよらぬ下痢に見舞われ 不覚にも一日半のたうち回っていた。

駅近くにそびえる教会

旧市街地へは重厚な建物が続き、道路は石畳みだ。

その坂道をこのトラムが走っていた。今は喫茶店として使われている。

旧市街にそびえる教会

広大な公園には高く伸びた木々が暑い太陽光線を防いでいる。そして植物の出す酸素が豊富で気持ち良い。

園内はリスの姿も

小さな子供連れの親子 そして病み上がりの身には 最高の散歩道だ。

ポピーの赤が目を引く。肉眼ではもっと鮮やかだ。

やがて食欲も回復し 充分な栄養を取り完食した。

タルヌフ駅も風格がある。