日本の会社員の老齢年金は平均で月額14万6,162円で、かなりの人が受給後にその低さに驚くそうです。
老後の生活はどうなるんだろうという不安はないでしょうか?
月額14万というのは現在の受給平均であるため、今後はもっと低くなることが予想されますので、受給額は退職前所得に対する給付率をもとに自分で想定しておいたほうがよさそうです。
下記は【退職前所得に対する年金給付額の各国比率】です。
1位 インド(94.80%)
2位 トルコ(93.80%)
3位 アルゼンチン(92.80%)
4位 イタリア(91.80%)
5位 ルクセンブルク(90.10%)
6位 オーストリア(89.90%)
7位 ポルトガル(89.60%)
8位 ブルガリア(89.30%)
9位 ハンガリー(84.30%)
10位 スペイン(83.40%)
35位 米国(49.4%)
43位 日本(36.8%)
出所:OECD
※所得は手取り額、年金は強制加入年金と加入率が85%以上になる準強制加入の年金が対象
日本低すぎ💦世界的にみても先進国とはいえない状況になっています。
年金暮らしになり、生活費をいろいろ見直したところで36.8%で暮らすのは全く無理で貯蓄なし世帯は働き続けるか、田舎に引っ越すなど抜本的な生活費低減を迫られることになりそうです。
ただ年を取って大幅な生活費低減というのも厳しいでしょうから、かなりの人は65歳を過ぎても働き続けることになることが容易に予想できます。
でも年を取って脳の働きが鈍り、若い人に怒られながら、働き続けるというのはとても幸せな老後とは思えません。
なので65歳までに不労所得をつくることは、今の現役世代にとっては必要不可欠なことだと思います。
株価の増減に不安を抱えながら生きることになりますが、老後にお金に困るよりはよっぽど幸せと信じ、投資は一生続けたいと思っています。