岸田首相に風当たりが強いっ! ✕なのは「肝」の部分を蔑ろにして目に見えるエサで釣ろうとする姿勢 | Takuyaki's Blog

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  岸田政権…,やること為すことが「上滑り」な感じがするのは… 嫁はんから聴いた話をベースにした作文だす

長引くコロナ禍や海外での戦闘状態,高まる核の脅威,急激な物価高,異常気象,「人の目に触れなければズルをしまくって利に走る」体質が露呈された企業(BIG ○ー○ーその他)の続出…等々,2023年の世情は,ネガティブな事柄が満載でありました。

人々の心がパッと明るくなったネタといえば,WBC(ワールドベースボールクラシック)で日本チームが劇的は優勝を遂げたことや,大谷翔平選手がメジャーリーガーとして大活躍したこと,将棋の世界で藤井聡太さんが破竹の勢いで偉業を達成したこと,そしてそして,岡田彰布監督率いる阪神タイガーズが久方ぶりに「アレのアレ」(日本シリーズ優勝)を成し遂げたこと,それと,このアタクシがAmeba Blogをスタートさせたことぐらいですか…ね。

ざっくりとした印象では,圧倒的に「ネガティブな出来事 > ポジティブな出来事」という昨年でございました。

 

そんな世の中であることも,大いに関係しているのでありましょう。就任以来,岸田文雄首相は,褒められることが極めて少なく,やたらと国民や識者の不評を買っています。

「明確な根拠・基盤がないままに,立派な飾り言葉をくっつけた政策を発表して,『やってます』感を醸し出すことに奔走しているように見えるし,当人の言葉や思いが,直に伝わってこない…」

そんな評され方をすることが,多いみたいですね。

岸田さんに対しては,アタクシも似たような思いを抱いております。

 

何か不穏な事件・出来事が起こった後に,コメントを求められた際の岸田首相の典型的な発言

⇒ 「高い緊張感をもって事態を注視することを検討します。」

⇒ 「対策の検討を加速するよう迅速に指示を出しました。」

 

あのお方の発言ってぇのは,大体が↑のような感じで,言っている意味は分かるんだけれども,その人の「生(なま)の声」と捉えることができず,なんとなく常套句的な響きなんですよね~。

当人の胸の内にあるものが,ダイレクトには伝わってきまへん!

 

「言霊(ことだま)」ってな言葉がありますけんど,岸田さんの口からは,なかなか「ラポート・トーク」が発せられません。

おまけに,掲げる政策とか目標とかには,もの凄いお題目が付されています。

「異次元の○○対策」・「新時代リアリズム外交の展開」・「新しい資本主義」・「デジタル田園都市国家構想」・「資産所得倍増プラン」…等々。

 

でも,それらも,蓋を開けてみれば,何のこっちゃないフツ~の政策・目標だったりします。

デカい看板を掲げて国民の目を引くことが大好きな御仁なのか???と訝しんでしまいます。

内容が伴っていないのに,大風呂敷を広げ続けるのは,とっても格好わるいことざます。

 

「異次元の少子化対策」っつったって,その主眼は,各種手当等の拡充や新設であって,要するにお金のバラ撒きでっしゃろ。

なにが「異次元」やねん!

中身がお題目に完全に負けてしまっているやおまへんか。

 

お金の支給も大切なことだとは思いますけんど,こどもの数が少なくなっている事由っていうのは,親や保育施設等の経済的事情ということだけではなくて,「愛しい人との間で,こどもを作って,その子を育てたいっ!」という意識・感覚・価値観を普通に持つ人の数が,かなり減ってきている…ということがあるからではないでしょ~か。

経済的なことに関係なく,「こどもの産み育て」に対する意識や感覚が変容してきているように思われます。

 

「こどもを作って育てあげること」が正道であると申し上げたいのではありませぬ。

「家庭」とか「こども」に縛られることなく生きていくのも,大いに「あり」だと思います。

 

ただ,少子化のことを国が憂えて,何らかの策を講じるのであれば,お金という「エサ」をばら撒いただけでは,問題の根本的な解決には至らないのではあるまいか。

多くの人の感情・感覚・意識・価値観を,ある方向にもっていくことは,一朝一夕にできることではありませんが,そのための努力なしで,エサだけを限定的に与えるやり方では,効果は一時的になるでしょう。

 

岸田首相がやろうとしていることは,国民の感情・感覚にはたらきかけるものではなく,世の中にながれる空気に好影響をもたらすものでもないという点において,「残念っ!」という評価になっているのだと,アタクシは感じています。

 

派手めのお題目を付けた目先の策だけに満足せず,本当の意味で人々の心をとらえる為の地道な作業の積み重ねも,同時並行で実践していって欲しいものです。

かなりエラソ~なことを,ほざかせて頂きましたが,上記の文章は,ウチの嫁はんから聴いた話(ほぼ愚痴)をベースにしてこしらえました。

 

貴金属業界に身を置いている嫁さんは,物価高騰・世情沈滞の影響により,品物の売れ行きが芳しくないことに悩まされてます。

それで,同じ職場の別スタッフさんは,起死回生を目論んで,インスタグラムを通じての商品販売に情熱を注ぐようになったのだとか…。新しいデジタル媒体を駆使して,世界中に視覚情報を発信していくことさえできれば,ウハウハの儲けになる…。

別スタッフさんは,そんなことを夢想しているそうです。

そのことに対して,嫁さんは懐疑的で,

「直接的な人と人とのな繋がりや,商品の実物を目の前にしてのWin-Winの関係となるような商談・交渉といったものを蔑ろにして,ただただ今風なもの・テクニカルな手法に頼っても,末永い繁盛には結びつかないと,私は思う(プンプン!)」

…といったような発言をすることが増えてきました。

「人間 対 人間」の関係性を通じて人の心をキャッチしていくことや,人の心に響く言動(真の意味での「おもてなし」)を大切にして,それらを地道に積み重ねていくことが第一義…というわけです。

 

そういえば,「本当に大切なモノ・コトは目には見えない」といったことを,どこかの偉人さんが述べておられました。

 

「身内びいき」ということではなく,アタクシもその意見に賛成でして,彼女の話を傾聴している過程で,岸田首相についてのBlog文を書いてみようと思うようになったのであります。はい。

 

…であれば,嫁さんに,「議員さん立候補」を考えてもらうようにしようか。アタクシの愛車であるSUZUKIのSOLIOを選挙カーにして…。少なくとも,2票は入るな。

あぁ,長ったらしい文章になってしもうた。

シャワ~でも浴びてくるか…