↓以下、今年の7月に私が概数で計算したものですが(違ってるかも)、
この時の計算結果はざっくりいって、
(1)東大他旧帝大+早稲田慶應上智理科大の合計は上位5%程度
(2)(1)にさらに「MARCH+関関同立」を加えた合計は上位10%程度
になるようです。
以上の%は、「高校を卒業する全員」ベース、つまり国民のほとんどベースです。
「大学志望者ベース」ではありません。
「高校出て働く人」も「専門学校に行く人」も含めた同じ年齢の全国民ベース。
ところで、先の記事で「首都圏での中学受験をする人は2割」って話をしました。
東京の全小学生のうち、中学受験をするのは20%程度、30人クラスでは6人くらいです。
↓
地域差等をあまり勘案せずにざっくり考える時、
●中学受験をする人は20%いるが、
●MARCH以上の大学に入る人は10%
さらに高校受験の人や浪人等勘案せずおおざっぱな推測をしますと、
●中学受験をしている人でも、MARCH以上の大学に入る人は半分くらい
とも考えることができるのです。
さて、以前話題になった、藤沢数希さんの名著「コスパで考える学歴攻略法」の一節が思い出されます。
(↓みんな忘れちゃったこれね。超おもしろいよ!)
あの本の中でたしか
「SAPIXの成績真ん中程度の子(中央値)は、結局MARCHにしかいけない」
みたいなことが書いていましたですよね。
発刊当時は「どういう根拠やねん」とか「そんなわけないやろ(もっと上やろ)」とかの意見が目立ったように感じましたが、しかし、
●中学受験をする子は20%
●大学でMARCH以上は10%
ということから考えても、うーん、マジでそうなんかも、と思ったりもするのです。
というかですね、改めて考えますと、「MARCHに入れる上位10%」ってやっぱすごない? ってこと。
WakatteTVが、「MARCH」をバカにしたような発言をするからみんなその気になるかもしれないけども、「MARCH」って全然スゴイっしょ。
例の「30人クラス」で言えば、「上位3人だけ」が「MARCH」に入れるってことだよね。
いったい誰が、クラスの上位3人だったというのか。
そりゃ、京大に現役合格した高田ふーみんはクラスで1番だっただろうけれども、ビーヤマは果たしてクラス上位3人だったであろうか。(だからビーヤマ氏は現役で全滅、一浪後も立教に不合格)
多くの人は「MARCH」なめすぎ。
日本人の上位1割よ。
ただ、「桜陰卒」で「慶應医学部特待入学」+「モルガンスタンレー入社」の奥さんは、ダンナさんが「明治大学卒」だったらバカにしちゃうかもしれない。
↓こちら。奥さんはスゴイけど、ダンナさん、肩身狭そう。
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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