先日放送された「スクール革命」で、ザキヤマさんの「英会話力」に感銘を受けた。
ザキヤマさん、たぶん、英語力はそれほどたいしたことはないと思うんだけれども、その場の「空気感」で「相手が言っているであろうこと」を「なんとなく知ってる単語」をつなぎあわせて、「要点をつかみ」、またこちらからの要望も「単純な英単語の組み合わせのみ」で正確に伝えることができた様子。
英会話の基本はやっぱりこれだ、と確信しました。
その場の「空気感」。
相手の「顔色」を伺い、「知っている言葉」をつなぎあわせて、「その場で伝えたいであろうこと」を推測する。これこそがコミュニケーション。
英語力はかなーり初歩的でも、なんとかなる。
ザキヤマさんは、英語力は低くても、コミュニケーションの達人なので、その場をうまくイー感じに交渉することができるのだ。
これはおそらく「ムズカシイ日本語」の場合でもほぼ同様だと思います。
「その場の流れ」から、「ある程度見当はつく」はずなのです。
「知らない言葉」や「ムズカシイ語彙」だらけの場合だろうと、「想像力」を駆使して、「推測」すれば、結構何を言ってるのかわかったりする。
言うなれば、これこそが「思考力」。
「思考力」ってのは、「限られたヒント」「少ない情報」を元に、「なんらかの法則を推測・仮説・発見」して「全体/結論」を推理的に把握すること、じゃないかと思うので。
もちろん、地道な英単語記憶の蓄積は必要だし、中高で学ぶような基本的な英文法の知識も必要ではありますが、「英単語帳」とか「文法問題集」ばっかりやってても、「些末な重箱の隅」的な知識は増えますけれども、「全体を推測して把握する思考力」はまた別なんだと思うのです。
「異言語」間でのコミュニケーションについて考える時、最近参考になったなーと思うSF小説は
●プロジェクトヘイルメアリー
や、SF映画の
●メッセージ
などがおもしろかったです。
おすすめ。
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2024年は大変な始まり方でしたが、
これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。
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