「老いる」ことと「ちばてつや」先生 | 趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

2024年長男大学進学。今度は次男の大学受験だ。
在宅自由業20年超オタク系ガキオヤジによる「受験」「育児」放言日記

人間はみな老いる。

安達祐実は、ずっと「天才子役」だと思っていたけれども、今や「熟女」女性枠のようだ。

松坂慶子って、当初は清楚な人気美人女優「紫頭巾」だったのに、「愛の水中花」等で愛人エロ女優に転身したかと思うと、今では「恰幅のよいおばあちゃん」役ばかりである。

光陰矢の如し。

秋篠宮紀子妃殿下は、私の一学年先輩で、彼女が結婚する時、学習院の心理学科だと聞き、やっぱり学習院にいっときゃよかったーと思ったのですが、それがもう30年前なのか???

秋篠宮家のお子様たちは、ひとりはもう結婚してアメリカに在住し、ひとりはアイドルのようになり、ひとりは次期天皇候補としてもうすぐ大学受験である。

わたしも年を取ったので、過ぎた時代があっというまのように見えます。

 

今日、ふと本棚の「ひねもすのたり日記」を再読しはじめて、時代が流れるなーということを痛感しました。ちばてつや先生は、たぶん、(昨年亡くなった)私の父と同世代です。

作中には、「終戦後」の満州からの引き上げの困難だった状況が克明に再現されています。

戦後の食糧難の時代、貸本業界で漫画家としてデビューした頃。「ちかいの魔球」で少年誌デビューした頃。夭折した弟のあきおさんをはじめ、手塚治虫さん、さいとうたかおさんらがお亡くなりになった様子も描かれます。本作連載中には、他にも、(本作に登場する)松本零士さんや藤子不二雄Aさんなど多くの著名漫画家がお亡くなりになってます。

そんな中で、依然第一線とも言える活躍をされているちばてつや先生がいかにすばらしいか。

ご健康をお祈りせずにはいられません。

 

本作は、ちば先生の一生をたどるドキュメンタリー漫画です。

歴史的価値のある本だと思う。

また、この「絵」がメチャメチャうまくて、「話」もすんげーおもしろいこと。

一部の人は、(手塚治虫じゃなくて)「ちばてつやこそ神」、という人がいますよね。

なんかわかるかも。

 

最近、自宅の本で圧殺されそうなほど、たまりまくったので、自室の本をダンボール6箱分ほど処分いたしましたが、「ひねもすのたり日記」はもちろん、大事にとっておきます。

3巻が2冊出てきた。

一方で、2巻がどっかにいったので、先ほどもう一度購入しました。

最近本屋に行ってませんでしたが6巻が発売されていたので、これも注文いたしました。

 

「ちばてつや」さんの一生を漫画で読ませていただきながら「老いる」ことについて、改めて考えました。

80歳を過ぎてますから、しょっちゅうどこかしらが(かなり)悪くなっている。

にもかかわらず、こんなハイレベルな漫画を描き続けていらっしゃる。

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2024年は大変な始まり方でしたが、

これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。

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