春の終わりと村上春樹 | 趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

2024年長男大学進学。今度は次男の大学受験だ。
在宅自由業20年超オタク系ガキオヤジによる「受験」「育児」放言日記

村上春樹を読むと

(1)キチンと地味な仕事や勉強をして

(2)自分でおいしそうなご飯を作り食べ(よく彼女や奥さんにも食べさせ)

(3)たまに(車で)遠出する

そういう生き方をしたくなります。

たいていどの物語にも、この(1)~(3)のパターンが出てくるのです。

 

(1)ドイツ語やギリシャ悲劇を勉強したり、

   教科書の編集や図書館司書や計算士の仕事をしたり、

(2)ザワークラウトやオムレツやスパゲティやサンドイッチを作り、

   ビールやウイスキーを飲み

   ものすごく食べる女の子にその手料理をご馳走してやり

(3)北海道でいるかホテルに泊まったり、小田原や、アミ寮や、ギリシャに一人旅をする。

とかね。

 

「ノルウェイの森」の大ブレイクが私が学生の頃でしたが、

その若い頃から、彼の小説の数々を何度も繰り返し読み続けていると、頭の中に「村上春樹のハードボイルドワンダーランド」という「回路」ができてしまうのです。

 

この春の入学シーズンが落ち着いて、新学年や新居にやっとなじみはじめた時期には、どうしても「ノルウェイの森」のいろいろなシーンが思い浮かばれるのです。

「突撃隊」や「直子の散歩」は妙に暗いので、好きじゃないんですが、2年生になって、寮を出て、三鷹の部屋に1人暮らしを始めたあたりの描写が好き。

大家さんの納屋にあった、古い自転車やギターを、磨き直して使えるようにするところ。

あのへんの「充実した孤独感」が春~初夏らしくて今ゴロのシーズンにピッタリなのです。

あ、そう。

 

 

 

 

 

 

****************

2024年は大変な始まり方でしたが、

これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。

「受験ブログ」&「中高一貫校の子」ランキングに参加してます。

↓ぜひこちらをクリックして、応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村 

にほんブログ村 子育てブログ 中高一貫校の子へ
にほんブログ村