人生は「わらしべ長者」(あるいは「ドラクエ」) | 趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

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2024年長男大学進学。今度は次男の大学受験だ。
在宅自由業20年超オタク系ガキオヤジによる「受験」「育児」放言日記

先の日記で、昔、学生時代のバイトで「家庭教師」やっていた頃、なんとなく「わらしべ長者」のようだったということを書きました。

最初は最低時給からはじめたのですが、その後「縁」があって、何件もやっていくうちに、だんだん「時給」が(自然と)上がっていったという経緯が、「わらしべ長者」のようだったのです。

一箇所の「家庭教師センター」で徐々に時給が上がっていったわけじゃないのです。

「センター」を通したのは、最初のうちだけで、そこはたぶんぼったくりで、生徒からセンターには時給3000円くらいとっておいて、わたしにはその半分が来るみたいなシステムだったんだと思われます。

そのからくりがわかりますと、「職業倫理」的には問題がありますが、「家庭教師の先生」と「生徒宅」との「直取引」に移行するケースもあったりなかったり・・・。

家庭教師センターに3千円払って先生に1500円しかいかないんだったら、それ、先生に時給2000円で直接雇った方が、支払は安くなるし、先生だって嬉しいでしょ、的にもちかけてもらうようなケースがあったりなかったり・・・。

だったら、今まで1回2時間のところ、3時間やらせていただきますね、そうすると、お支払い総額は同じで、お子様の勉強量が増えて、私の収入も超増えて、みんなが幸せとか、言ったり言わなかったり・・・。

もちろん、これはいいことではありませんが、実際問題あったりなかったり。

それはまあ、「家庭教師の学生がそのお宅から気に入られた」ことが前提で、「家庭教師の学生が見るに見かねるほど貧しく食べるものにも困っている」からだったかもしれません。

 

その日々食うや食わずの学生バイト家庭教師は、常に「お給料を日払い」でお願いしていたと言います。

そうすると、3時間中高生の勉強をみた後は、夕食に街中華でビールを飲むこともできたという。

そう、思い出します、あの頃、KANの「愛は勝つ」が流行っておりました。

中井とか市ヶ谷とか立会川とか、遠くは与野とかいろんな街中華でビールを飲みながら「愛は勝つ」を聞いたのが私の家庭教師アルバイトの思い出です。

 

ここで「わらしべ長者」のようだと申しましたのは、「仕事」はたいてい「縁」の話で、最初こそ「センター」に登録はいたしましたが、その後はなんだかんだの「紹介」のそのまた「紹介」みたいなツテで広がります。

わたしの家庭教師技術が決してヘボではなかったからだとは思いますが、特に「営業」活動をせずとも、なんとなく、適当に人から(主に現在のお客さまから)紹介されて、いろいろ仕事が広がるのです。

そして、どういうわけか、(特に頼んだわけでもないのですが)少しずつ「時給」が上がっていく。

 

私思いますに、世の中の「仕事」の仕組みっていうのは、不思議なことに、このような「わらしべ長者」システムでできているんじゃなかろうかと思うのです。

やってるうちに、少しずつこちらの「スキル」や「HP」や「MP」が上がっていき、それに応じた「課題」と自然と出会うようになり、それに応じた「報酬」も徐々についてくる、みたいな。

「わらしべ長者」のような「ドラゴンクエスト」のようなシステム。

「会社組織」にいたら、当然「人事」の方が、キチンと評価して、応じた職場・職位にステップアップさせてくれるのでしょうが、そうじゃなくても、アルバイトだろうと、わたしのような専門職フリーランサーでも、なんとなく、「何かに導かれるように」イー感じにステップアップをしていくようになっている。

ポイントは「何かに導かれるように」です。

自分の「意志」もちょっとはありますが、基本的には「流されるように」です。

「わらしべ長者」の主題は、「顧客の望みに誠実に従う」と、「自分の希望や努力とは関係なく」、「いつのまにか」「流されるように」「高み」にたどりついている、みたいなことかと思います。

努力や意欲もさることながら、「運」とか「縁」が大事って話が「わらしべ長者」なのかもしれません。

なんとなくそう感じているのでした。

人生は紙飛行機 願い乗せて飛んでいくよ

風の中を力の限り ただ進むだけ

 

 

 

2024年は大変な始まり方でしたが、

これからV字回復で、皆様にとってすばらしい一年となりますことをお祈りします。

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