どうする「いだてん」(古沢脚本が神の件) | 趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

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2024年長男大学進学。今度は次男の大学受験だ。
在宅自由業20年超オタク系ガキオヤジによる「受験」「育児」放言日記

近年、大河ドラマは夕方6時から(BSで)の習慣になりました。

今日の「どうする家康」は、冒頭から「いだてん」でした。

「砂浜」でのマラソン、ダークホースの優勝、そしてあの「手の振り方」。

BGMも少し「いだてん」意識している感じでしたし。

そういや、前回の放送では「いだてん」主人公の中村勘九郎がゲスト出演でしたし。

「いだてん」は大好きな大河ドラマでしたが、視聴率は最悪でしたので、きっと観ている人は少ないに違いない。

だから、今回の「いだてん」パロディは、気がついた人少なかったに違いない。

 

「どうする家康」脚本の古沢さんは、(今作に限らず)パロディのセンスが抜群なのです。

わたしのベスト古沢ドラマは、「リーガルハイ」の2作ですが、あれなんてパロディだけでできていたくらいの傑作。

主要レギュラーの「服部さん」役は里見浩太朗でしたが、彼の登場時にはしょっちゅう「水戸黄門」風演出になり、さらに助さん格さん時代の相方である大和田伸也まであの曲で登場したりして。

敵方の検事に「暴れん坊将軍」松平健をとんでもないキャラクターでレギュラー化し、コミカドセンセイに「半沢直樹」風な台詞を言わせようとしたり、黛先生とセットで「北の国から」コスチュームをさせたり、「宮崎駿」風のアニメ演出家が被告人になったりと、まさに「知る人ぞ知る」楽屋オチ的なネタの連発。「テレビドラマファン」の心をゆさぶる脚本をたくさん書きになっているのです。

 

今日の「どうする家康」は、絶対「史実には残ってない」オリジナルドラマに違いないとは思うのですが、そういう「勝手に作った物語」部分にこそ、このドラマの真価はあるように感じます。

「お市の方」は当然全国民の知る有名な歴史上の人物ですが、その「おつきの人」だった「阿月」なんて人、いたかどうかもわからないけど、今週の大河はバッチリ彼女の主演の話。(女優さんも知らん人)

しかも「いだてん」パロディで、おまけに超感動の傑作回のひとつ。

 

だいたいね、岡田君演じる織田信長の見事さ。これまで大河では何十人もの織田信長は出てきているはずですが、わたしの知る限りベスト織田信長は今回で決まりだと思う。

めっちゃ怖カッコいい。

今回はじめてピンで目立った柴田勝家もナイスセンス。秀吉も今回の演技が最高。

お市の方が、昔家康のこと好きだった、てのもわたし初めて聞きましたが、それ嘘でもいいけどおもしろいのは確か。つまり、そこから「秀吉」と「家康」はライバルとして確執があったという設定だし。

物語全体として、「史実はとりあえず無視」してでも、市井の人を含めた多数の登場人物の「人物描写」が素晴らしい。さすがは「コミカドセンセイ」の産みの親。

 

「どうする家康」歴史ドラマというよりもコメディとしておもしろいです。世間の評価はどうか知りませんが、わたしはこういうのが好き。

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