共通テスト同日模試を受ける最大のメリットは、本人の「意識変化」にあるだろうと思う。
高校三年生と同じ問題を同じタイミングで解く。
その結果に一喜一憂し、「あと一年でこの問題で合格点を取らなきゃいけない」という「危機感」を「自分ごと化」させること。
「逃げられない現実」を目の当たりにすること。
そのうえで、「あと一年、マジでやろう」と真剣に思うこと。
親や教師が口でいろいろ言うよりも、実際にこの試験を受けてみるのがやっぱり良かったと思う。
また、この試験に向けて、多少なりとも準備したりした。
その「準備の方向性」が良かったのか、悪かったのか、その「勉強方針」に対する反省も得られる。
このやり方の基本方向は悪くなかった、でも、ここはもっと手厚くすべきだった、あの方向は役に立たなかった、じゃこっちの感じでやった方がいいんじゃないか、等など。
勉強法のトライアンドエラーで、PDCAが一周できたということだ。
同日模試以降は、わりと本人のやる気が上がっているようにも感じられる。
というのも、実は翌週の日曜日も、模試があった。
河合塾の記述模試。
これが朝早くから、どっかの大学で4教科受験。
手応えは悪くなかったようす(本人比)。
で、その後、英語の塾があったのです。夕方5時~夜9時頃まで。
親としては、疲れただろうから、塾は休んでもいいよ、てゆーか、休みなさい、休め、等と思ったり言ったりしていたのだが、本人模試の後そのまま塾に行き、普通に塾で勉強してきた。
帰宅は10時30分過ぎ。
朝は6時頃出発したはず。
日曜日なのに。
先週の土日は共通テスト同日模試だったから、2週連続休みなし。
ブラック企業の残業地獄か。
受験生、さすがになかなか大変である。
わたしが高2の頃は、死ぬほど遊びほうけていた。
てゆーか、毎日毎日、メチャクチャよく寝まくっていた。
毎日平均睡眠時間10時間くらいあったと思う。
日曜日は昼頃起きてご飯食べ、その後夕飯食べたらすぐ寝てた。
わたしも当時、共通一次試験同日模試のようなものがあったら、意識が変わったのかもしれない。
そんなものなかったと思うけど。
とにかく、共通テスト同日模試が長男を変えたようです。
成果につながるかどうかは知りませんが、若者が頑張るのはいいことだ。
何をどう頑張るのかが問題だけど。
第一志望に届かなかったとしても、一年間精一杯勉強するのがいいことだ。
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