英語勉強はオタクの構造分析と同じ | 趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

2024年長男大学進学。今度は次男の大学受験だ。
在宅自由業20年超オタク系ガキオヤジによる「受験」「育児」放言日記

これからしばらくの英語の勉強法について。

 

共通テストを同日模試で実際に受けて、やっぱりまだまだ読解スピードが足りないことが確認されました。あれがスルスルと9割以上解ける人は、長文も質問文も選択肢も、

●すべて正確に

●余裕ある時間内に

読み切れる人。

英文の構成自体はさほど難しくはないのですが、

「正確に意味を取ろうとすると時間切れ」になるか、

「焦って読み飛ばそうとすると内容不正確」になるか

そののどっちかで、十分な点が取れない。

大半の受験生はそうだろうと思われます。

 

どっちにしても、英文読解能力が弱い。

「正確」でかつ「スピード」の両面が必要。

うちの場合は、どっちもイマイチ。

 

どっちにしても解決策はおそらくひとつ。

「精読」的な「多読」。この「経験量」がまだまだ不十分だということかと。

読み飛ばさないように(読み間違いはゼッタイしないように)気をつけながら、毎日毎日かなりの量の英文を読み続けること。読んだ(覚えた)英文量をコツコツと蓄積し続けること。

「頭の中の英文量のストック」を増やすこと。

「英単語」はもちろん、英文独特の「言い回し」「慣用句」「熟語」、英語エッセーにありがちな「論理展開」などに「どっぷり慣れる」こと。

 

日本語で書かれた「少し堅苦しい小難しい論説文」の読解でも同様のことが言えます。

そういうのを日常的に「読み慣れている」人は、「難解と言われる単語」も知ってるし、そういう文章の独特な表現(←結構パターンがある)や、論理展開に慣れてるんだよね。

だから、読み方が「正確」でしかも「速い」。

慣れてる人は、少し読み進めていけば、「ああ、いつものパターンね」などと「文章のかたまり」を「ひとつのガジェットとして」捉えることができる。

 

「アニメ」や「漫画」なんかもそうだけれども、「慣れている」「オタク」の人は、少し観ていれば、「ここは〇〇からの引用だね」とか、「この描き方は〇〇先生の流派だね」とか、「これは〇〇監督の影響を受けてる」「けれども、この部分は新しい見方だ」とかなんとか、(わたしがいつもこのブログで書いてるような感じで)、「俯瞰的」に「構造的」にコンテンツをとらえがちです。

オタクの嫌らしい批評家的な視点は、アホみたいに毎日毎日アニメばっかみてるからこそできることなのです。

 

 

このオタクのアホアプローチは、「英語長文読解」にも、「現代文読解」にも、「古文・漢文読解」にも、そっくりそのまま通用するのです。

結局、「たくさん読んで」「言葉・文脈・語法」に「慣れちゃえばいい」だけ。

そこには、「絶対的なパターン」があるからです。

というか、あらゆるコンテンツはすべて「既存のパターン数種」に落とし込める。

その「構造」を身に染みて理解するほど、「多読」を重ねれば、自然と「正確」に「スピーディー」に理解していくことができるはず。

 

アニメでも漫画でもドラマでも、大量にみていると、そのうち自分なりに「パロディ」を作ることができます。

「あるある」を発見して、仲間内の笑い話にできる。

英語でも現代文でも、そういうレベルまで、読み慣れできるといいんだろうなと思うのです。

それには、まずなによりも、大量に読むこと。

最低でも1日500ワード? できれば1日1000ワードくらい。

1単元500ワード程度の読解中級問題集だと、1日2単元くらい。

1日1000ワード読めれば、月に3万ワード。

1年で36万ワード。

読解問題集だと20冊以上? 市販されている有名な読解問題集は全部できちゃうくらいか。

それだけ読んでいれば、まあまあそれなりになってくるのではなかろうかと思います。

 

まずはこういうのを何冊もやる

 

 

 

 

 

 

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