急いで先取りする必要はない | 趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

趣味の大学受験【次男大学受験篇】父子並走日記

2024年長男大学進学。今度は次男の大学受験だ。
在宅自由業20年超オタク系ガキオヤジによる「受験」「育児」放言日記

高1長男が「共通テスト同日模試」を受けるのが無謀なように、

中1次男が「英検」の次の級の試験を受けるのも無謀です。

無謀なんだけど、両方とも、学校からの半強制で受けるだけ。

「ダメ元」試験。

「だめだったなー、くそー、次は頑張るぞー」と奮起することを期待するだけの試験。

次男なんて、こないだの生まれて初めての「英検」が受かったこと自体、結構奇跡だと思ってるんだけど、次の級なんて無理無理無理無理。

でも、この無理は彼だけじゃないから。たぶん、普通無理だから。

 

世の中には、「英検」とか、「数学」とか、「先取り勉強するのがいい」みたいな価値観もあるようです。

その方がいいとお考えになる方も結構たくさんいるみたい。

たしかに「公文」みたいに、自分の学年より先にズンズン進むのは、「頭がいい証拠」みたいな感じありますよね。小学生なのに、「英検2級」とってたりするのも、カッコいいよね。

 

「中学受験」自体、小学校の範囲を逸脱させた大幅な先取り教育内容をすることで、受験対策をするわけですし、「私立中高一貫」のカリキュラムは、「高校受験をさせない」無駄を省くことなどで、公立中高より、進度が1年以上は早くなるわけで、こっちも「正式な先取り教育」なんだと言えます。

つまり「中学受験すること自体が先取り教育」なわけ。

 

でも、あんまり「親が家庭で」先回りして、「塾」や「学校」の「予習」をさせてって姿もどうかと思ったりするのです。

最終的に社会に出た後、多くのビジネスの現場では、「みんないっせいによーいどん」の競争になることが多いです。そのいっせいにスタートの中で、自分なりの努力でぬきんでていくだけの力を身につけないといけない。

なのに、中には、親のコネで、なんかイー感じの出世コースを用意されることだってあるわけです。

「親の家庭教育で極端な先取り教育をさせる」ってのは、なんかこの「親のコネの出世コース」みたいな感じがちょっとする。

軽く、人生で「ズル」してる感。

そういう「親のコネ入社」なんてのは、世の中ものすげーーいっぱいいるし、そういうのは否定なんてできないですけれども(たとえば日本一の企業トヨタ自動車だって社長は代々コネ入社のコネ出世)、わたしのような田舎出身で何のコネもない人間にしてみたら、子どもも「自分の力」で努力して何かを勝ち取るような人間になってもらいたいなーと思うのです。

 

わたし、このブログのハンドルネームが

takuyajuken2

って言いますけれども、これは本名が「たくや」で、それが「受験」関連のブログをやりますって意味です。

「2」ってのは、長男の時に「1」をやってたから、その続きって意味。

この名前の由来が、そもそも、

「(うちには財産も何もないから)自分で、世間を切り拓いてね」という「開拓」者精神の「拓」らしいのです。

で、われながらこの「拓」の字が結構気に入っていて、

自分で勝手に(あんまり先人がいないようなところも)初めてやっていくみたいなことが性格的に好きなのです。

 

今、会社に所属しないで、個人事業主のフリーランサーとして仕事して生きてますけれども、これもその名前や性格に合っているのです。

地道にマジメにやってると、意外と「道は拓けていく」ことを実感しています。

たいした道ではないですが、少なくとも「オリジナルの道」なんで、そういうのが好きなのです。

真似をするのがあんまり好きじゃない。

 

 

というわけで、あんまりにも「親がお膳立て」を「しすぎる」と、子どもが「自分で道を切り拓く」力を奪うことになりがちだし、その「楽しみ」みたいなことも奪うのではないかと思うのでした。

ただまー私立中学に行かせること自体が、「過保護」なのかなーとも一方では思うのですが。

※過保護でも私立に行かせてよかったと思ってはいますが。

 

親からたくさん受け継いでいる人を否定するわけじゃないです。

トヨタの今の社長、わたし、結構尊敬してるし。

他にも優れた「二世」「三世」たくさんいるよね。

松田優作の息子たちは二人ともすごい二世だと思います。

そうじゃない「二世」も結構チラホラいらっしゃいますけれども。

↑これは「バビル2世」。

↓こっちの続編もすごくイイ出来です。

 

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