9/19(木)手術当日
前日は思いのほかぐっすりと眠れた。
寝れない人もいるみたいだが僕は通常運営だった。
午前中にいつものように看護師さんが、体温と血圧を測りにきた。「今日手術でしょ〜。寝れたー?緊張するね〜。」そう言われると余計緊張してしまっていた。
「いえ、全然大丈夫ですよっ!」僕は自分に言い聞かせるかのように即答で大きめに発音した。
あとは、昼頃に行う手術までベットで待っていた。
呼ばれた。
歩行できるため自分の足でオペ室に向かう。
入る前に自分の名前と生年月日、血液型を聞かれる。
それを見事に正解すると奥の扉にある
オペ室に入ることができる。
頭が冴えていた。正解した。
そして、手術台で横を向き、背中を丸めて寝転んだ。
背骨あたりから細い管を通すのだ(痛み止め)。
麻酔なしでやるのだが叫ぶほどの痛みではなかった。
さらに、仰向けになり、酸素マスクを付け、腕の点滴から全身麻酔を体内に流す。
「じゃあ、麻酔流してくねー!すこし違和感あるかもだけど大丈夫だからねー!」
たしかに、ジワァっと入っていく感覚は感じた。
「あっ!なんか腕に入ってく感じします!すごい!」
これが僕の最期の言葉だった…。
目を覚ますと、ベットの上だった…。
まだすこし意識が朦朧としていた、
時間を確認すると17時ごろだった。
5時間も寝てた…。
酸素マスクは外れていた。
「全身麻酔強すぎ。」
トイレに行きたいと思い起き上がろうとすると、
半端じゃない痛みが走った。
できたてホヤホヤの傷口たちのおかげだ。
しかしなんとか、24歳男。ここで漏らすわけにいかないと全身全霊で立ち上がった。
立ちくらみした。
しかし、力を振り絞り、看護師さんの付き添いのもと、廊下を歩き、ようやくたどり着きおしっこした。
尋常じゃない達成感。
トイレから戻る顔は誇らしさと嬉しさでニヤけていたであろう。
そして、ベットに戻り寝ようとしたが、
痛みで寝れない。
薬を飲んでも0にはできない。和らげるだけ。
体制を変えようにも、傷口が引っ張られて痛い。
ただ僕は天井見つめながら朝になるのを待った。
ちなみに管はまだ体に刺さっている。
次の日、空気が漏れていなければ抜くことができるのだ。さらに、痛みも日に日に落ち着いてくるそうだ。
さあ、早く明日になれ。
待ち望んだ。
とても強く。
僕は今よりも明日が欲しいと。
そんな感じ。