【地震】福島第一原子力発電所の状況(6月7日現在)……循環ポンプ復旧 | takuyaのブログ

takuyaのブログ

ブログの説明を入力します。

ウォーターサーバーの比較サイトはコチラ!!
■福島第一原子力発電所の状況(6月7日現在)……循環ポンプ復旧

 東京電力が6月7日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。



※6月6日午後2時30分頃、2号機増設廃棄物地下貯蔵建屋にて、タンク類の状況確認を目的とした調査を行っていたところ、同建屋内の廃スラッジ貯蔵タンクおよび、廃樹脂貯蔵タンク周辺に水が溜まっていることを確認。

溜まり水の量は全体で約830立方メートルと推定しているが、溜まり水は建屋内に留まっており、建屋外に水が流出する可能性はない。なお、雰囲気線量率はタンク上部にて0.03ミリシーベルト/h程度であり、バックグラウンドと同等であるため、溜まり水は壁の貫通部から地下水ないしは雨水が流れ込んでいるものと推定している。今後、あらためて現地確認を行い、止水処理を実施する予定。

※6月6日午前10時18分、集中廃棄物処理施設において、サイトバンカ建屋からプロセス主建屋への溜まり水の移送を開始。同日午後5時5分、移送を停止。

※6月4日夜に4号機使用済燃料プール代替冷却系において、二次系の循環ポンプ(A)が過負荷トリップしていることを確認、二次系の循環ポンプ(B)を起動。6月5日朝、循環ポンプ(B)の状態確認を実施するため、同ポンプを一時的に停止。端子接続部の施工が不十分であることが確認された。ポンプ停止中のプール水の温度上昇は約0.3度/hと考えており、問題はないと考えている。

6月6日、4号機使用済燃料プール代替冷却系における二次系の循環ポンプ(B)の端子接続部の修正作業が終了したことから、午後6時16分、当該ポンプを再起動。起動時のプール水の温度は42度で、プール水温管理上、問題ない。

※6月3日午前10時15分、3号機タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(雑固体廃棄物減容処理建屋[高温焼却炉建屋])へ溜まり水の移送を開始。6月7日午前8時25分、移送を停止。

※6月7日午前10時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへ移送を開始。

※6月7日、3号機原子炉建屋上部において、ダストサンプリングを実施。

※6月7日、3号機原子炉格納容器ガス管理システムのチャコールフィルタ・粒子状フィルタのサンプリングを実施。

※6月7日午後2時18分、4号機使用済燃料プールへ循環冷却系を用いたヒドラジンの注入を開始。
「この記事の著作権はRBB TODAY に帰属します。」