新年最初は注目のDjangologyの編成を完全再現します | 天上樂団 Ensemble Caelestis

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 古楽、ジャズ、クラシックetc.マルチ分野で活動するヴァイオリニスト 今 卓也の日々徒然、スケジュール

 新年最初のライブはこちらです。

 ジャンゴ·ラインハルトのレコーディングで最も有名なのが1949年から50年にかけてイタリアのローマで行われた、通称ローマ·セッションから作られたアルバム、Djangologyであることは間違いないでしょう。このレコーディングはジャンゴとグラッペリのバンド、フランス·ホットクラブ五重奏団の名義で行われましたが、バンドはジャンゴとグラッペリ以外は地元イタリアのミュージシャンに依るものでした。そして従来のギター2本とベースではなく、ピアノ、ベース、ドラム(スネア)のトリオがリズム·セクションを構成していました。これがよりモダンでアグレッシブなリズムを作り出し、刻みから開放されたジャンゴのギターは縦横無尽なコンピングとソロを展開しています。

 現在ジプシー·ジャズというジャンルでジャンゴとグラッペリの音楽は多く演奏されていますが、このDjangologyアルバムの編成でのバンドは皆無と言って良いと思います。素晴らしい若手のストライド·ピアノの名手を得てこの編成に近い形でライブを行って来ましたが、今回スネア奏者を迎えて完全にこの編成を再現するライブが実現する事になりました。新年早々ではありますが、是非皆様のお越しをお待ちしています。

 ご予約はお店、または私までお願い致します。なお、お店名物の、おつまみにもお食事にも最適なベジプレートは事前予約となっております。こちらもよろしければ併せてご予約下さい。

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