犯罪手口本の売り上げが10万部を突破したそうです。
10万部といえば単純に日本人の1000人に一人が購入したという公算か・・。
なんとも実感しにくい数値である。しかしながら、この手の本が売れるご時世なのである。
犯罪手口本がなぜこれほどまでに売れるのか?
やはり犯罪に対する防衛本能から防犯のために購入されるのだろうか。
それとも、単なる好奇心。もしくは犯罪に興味がある人が増えているのだろうか。
私の見解では後者の割合が大きい気がする。なぜか?
一昔前にスタンガンなどのいわゆる護身グッズが流行した。
護身というからにはいざというときにさぞ役立ちそうである。
しかしながら、実際にはスタンガンが犯罪に悪用されるケースがほとんどで
護身グッズとして機能したなどという話しは聞いたことがない。
そもそも護身グッズは体に巻きつけるわけにもいかず、いざというときには手元にないのである。
話は戻るが自治体は、犯罪手口本の流出に対してどのような施策をとっているのだろうか。
同種の本をめぐっては1993年出版の自殺解説本「完全自殺マニュアル」を
読んだ子供の自殺が相次ぎ、東京都や滋賀県などが有害図書に指定した。
この対応は◎。
では、日本で最も治安の悪い街大阪府の対応はというと・・・。
「犯罪手口本は犯罪の手口を詳細に公開しており自衛対策をとるうえで参考になる。」
とのたまっている。私には役所の人間の単なる怠慢にしか聞こえない。
なるほど、犯罪防止にはまずは犯罪を知ることが大切。
みなさん、積極的に犯罪本を購入しよう!というわけである。
これでは、自己防衛のために銃を所持することを認めるアメリカと発想が同じである。
目には目を。である。
犯罪には犯罪本を。
仮に犯罪本を熟読した人間がいたとして、その本を防犯に利用する人間と、犯罪に
悪用する人間のどちらが多いであろうか。性悪説とまではいかないまでも
直感的に後者が多いであろう。これは人間の性だと思う。
さて、話は戻るが最近はインターネットもほぼ普及し終わり色んな情報が日々交差している。
また、一方でそういった情報に溺れる人間が多いのも事実である。
私にできることはペットボトル爆弾やカード偽造などの模倣犯が増加しないことを祈るのみである。