最近のイジメは我々の感知するところとは異なるようである。
以前サイバーテロという言葉が流行した時期もあったが、現代の
イジメはサイバーイジメである。
さて、高3生のイジメ自殺については各ブログでも様々な反応が
あるようであるが、私の見解はこれらとは一線を画するものであると
自負している。
そもそもイジメとは現代においては、直接的なイジメ(カツアゲ・恐喝・パシリ・暴行等)から
間接的なイジメ(陰口・ネグレクト等)にシフトしているようである。
そして、ここにきて中傷サイトまでもがイジメの道具となってしまった。
まあ、直接的なものから間接的なものさらにはネットを駆使したスーパーなイジメである。
イジメられた方はたまったものではない。なぜなら、ネットを駆使することでイジメは
ついに国境を越えたのである。
中傷サイトに書き込まれた記事、更にはプライベートな画像までもが全世界に流出してしまう
のである。例えば、アメリカ・ケンタッキー州在住の韓国人、キムさんであっても日本国内の
イジメに堂々参加できるのである。
これでは「ガラス張りの行政」ならぬ、「ガラス張りのイジメ」である。
いや、単なるさらし者であろう。
イジメられた者の精神的苦痛を想像すると胸が痛い。
私はイジメの自殺者が昔に比べて増加している原因は、イジメの比重が精神的なものに
シフトしてきているからだと思う。私の場合もそうだが、殴られたりパシラされたりした経験は
今ではお笑い草である。まあ、経験のうちだと前向きに受け止めている。
が、しかし。小学校の頃に担任の伊藤先生から言われた心ない一言はいまでも私の
心に影を落としている。復讐心とまではいかなくとも正直、今でも伊藤先生は憎い。
このように、精神的なキズというものは意外と癒えないものである。
また、世界は物質社会ゆえに目に見える病に対しては医療が発達しているが、ココロの
病に対しては時間が解決してくれることを待つほかない。現実には時間の経過は気休め
でしかない。うつ病の自殺者がいっこうに減らない原因も実はこのあたりにある。
話をイジメに戻すと、やはり肉体的なものよりも精神的なイジメが最終的に被害者を
自殺に追いやっているようである。そして、現代はインターネットを駆使した全世界的な
イジメの時代である。福田総理には、老人医療負担は据え置きにしなくともぜひココロの医療は促進していただきたい。