短答試験の発表が本日行われました。さて、残念な結果に終わった方。来年に向けてしっかりと対策を練ることが必要です。
勧められるがままに講座を増やしたり、過去問集を闇雲に繰り返す。これでは最近の試験は合格を安定して得ることはできないと思います。
ではどうするか?短答は条文に始まり、条文に終わる試験(論文も同様です。)です。
では単純に条文の読み込みをすれば実力がアップするのでしょうか?答えは否だと思います。
私も短答試験は相当苦労しました。その時、闇雲に過去問を繰り返し、講座をとりまくりました。ただ、翌年度に目に見えて良くなったということはありませんでした。
短答試験は、1問解いてそこから10問を知る必要があります。問題を解く際に類似問題や類似の規定が瞬間的想起され、その違いや問題点をすらすら答えることができるような訓練をする。これが短答試験合格の王道ともいうべきものです。
なかなか理解が出来ない方もいらっしゃるので、入門講座の復習動画を何回かに分けてアップしていきます。
このやり方は、実際、私が受験時代にゼミで徹底指導されたものをほぼ再現しています。
あくまでもこれは入門講座の復習ですので、入門レベルの範囲を深く勉強するということはどういうことか?ということが分かるかと思います。
また、この程度の応用力等があれば、本来本試験の問題はクリアーできるはずです。
短答で悩んでいる方、あるいは論文の勉強整理をされたい方、ご参考になれば幸いです。
※復習ゼミ6月23日分でユーチューブを探してみて下さい。
弁理士 佐藤卓也