ずいぶん前のことだけど

つらくて悲しくて

どうしようもないことがあったのに

 

仕事中に鳴った電話に咄嗟に出て

いつもと同じように

「お待たせいたしました」

って明るい声で話しているじぶんに

 

「え?誰がしゃべってるんだろう??」

って本気で思って

 

落ち込んでいるじぶんとは全く違う

別人がいるみたいで

すごく気持ちが悪かったことがある

 

最近もまた

こころがずいぶんと乱れているのに

お客さんと笑って話しているじぶんに驚いた

 

でも

以前のぼくはどうしようもなく落ち込んで

じぶんを責めたり

ひとを責めたりして

悲しみに飲み込まれてしまったけど

 

いまのぼくは

誰も責めていない

つらくても悲しくても

ただそれを

受け入れているということに

少しだけほっとしている