応募案件の面談でワク・ニアな夕方 | たくやのブログ

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今となってはだいぶ恥ずいポエム

2/22(木)

ワクワクによるニアニア、とでも言うのだろうか。それが止まらず、帰り道、ニアニアしながら駅までの人混みを歩いた。

先月で仕事を辞めて、アメリカからも帰ってきたので、先週からフリーランスとして名乗り活動をしています。

昨日の午後から、疲労が溜まったのか、身体のダルさがあったため、今日は休息を取ってゆっくりすることにした。

(フリーランスと言えど、休みは意識して取らないと、精神的にも、ガタが来ることを昨夜実感した)


ただ、今日は一件、クラウドソーシングで応募した案件の面談がある日だった。


応募はさせて頂いたものの、英語を使った調査の仕事だったので

「自分の英語スキルでは時期尚早すぎたのでは?」

「興味あるジャンルから少しズレてないか?」

そんな思いもあり、正直あまり乗り気になれないところがあった。


しかし、緊張しながら、面談の時間を迎え、オフィスエントランスの電話を取る。

しばらくして、担当の面談者が出てきた。思ったよりかなり若い方だ。



シンクタンク系のコンサルティング会社。そんなイメージがもともとあった(実際は違うのは調べて分かっていたものの)せいか、少しひょんと気が抜けかけた。


そして面談ルームへ。


この同行の歩く時間、

「話しかけようか」

「オフィスを誉めようか」

そんなことを思うのだが、今回は黙ってついていくことを選んだ。



それで、面談をしてみて、結論、『予想を良い意味で裏切られ、やや興奮を覚えながら、前のめりになってしまった』。



というのも、今回の案件は海外のベンチャー企業を調査するのだが、そのジャンル(分野)が、当初聞いていたよりも幅広く、AIやIoTなど、興味ある分野の調査に当たれる可能性もあったからだ。


また、大学時代、いやいやながら

「何のためにやる必要があるのか」

「この研究は社会に役立つのか」

「自分が、大学で研究を続けていて(中退しないで)、意味やメリットがあるのか?(教授からは「論理的思考をつけるための材料だと思いなさい」と言われていた)」

などと思ってやっていた研究も、ここに来て、役に立つかもしれない。


それに、もともと地球環境問題の解決や、ものづくりに興味があった僕にとって、こういう理系分野の最先端技術を知るのは楽しいと思った。


それが、興味あるスタートアップ企業の調査なら尚更だ。



また、『シリコンバレー式起業術』という本で読んだが、シリコンバレーのスタートアップ起業の起業フローとして


『まず世界の最先端技術を見る』

というのがあった。





これが日本型の『まず受託や代行ビジネスから始める』という起業フローとは大きくことなる特徴的な点だという。



だから、将来(スモールビジネスではなく)スタートアップをやりたい自分にとって、この仕事は先々の為にも、十二分になる仕事だ。



さらに、面談していただいた方には、研究室のドクターの先輩を思い起こす雰囲気で、何というかすぐに和んでしまった。



今回は応募も多かったようで、仕事ができる時間の制約(アルバイトや自信のアプリ開発も掛け持ちするので)もあり、選ばれない可能性も大きいだろう。


しかし、こういった案件をもしできるなら、想像していた以上に面白くなりそうで、また可能性が開けていきそうで、ニアニアが止まらなかった。



それに、フリーランスとして活動してみて思うのは(まだ受注しただけで、納品まで完了してはいないものの)、いろんな企業様と、一対一でやり取りさせていただき、訪問もしつつ仕事をできる、というのは、自分にはかなり合っているような気がした。



ぼくは企業を見たり、理念を知ったりすることが好きだ。


けれど、同じ会社・場所で、長く働くのは、どうしても性に合わないと感じていた。


一方で、短期や単発のバイトは、学生時代からよくやっていて、また普通でない、特殊な仕事をまかせていただくことも、結構あったように思う(少なくとも他のアルバイターより、よりプロ意識をもって、高い質の仕事をしようと意識してきた)。


フリーランスで仕事をしていると、その時の感覚と似ており、

「フリーランスで(独立して)仕事をすることと、単発でバイトをすること、何が違うのかよく分からない」

そういう感想だ。


もちろん、アルバイトと同じでは全くないと思う。


常に企業様と高いレベルでのコミュニケーションが求められるし、仕事の責任も「出来ませんでした。すいませんでした」で許してもらえるレベルではない。


最悪の場合、損害の補償なども覚悟して仕事をしなければならないと思う。

保険や税金のことも、ちゃんと自分でしなければならない。



けれど、『在職中=企業に雇用されていて、フルタイムで働いていること』という定義は、いまの時代にマッチしなくなってきている考え方だと思う(履歴書やWeb履歴書を記載・登録していて、よくそう思う)。


今回の仕事は、受注できるかどうかは、良くて五分五分だと思う。


それでも、何というか、この案件に応募して、面談の機会があったことに、今は何というか嬉しい気持ちだ。


明日は高校時代の旧友に会い、夜はスタートアップハブ東京という、インキュベーション施設?でのイベントに参加する予定だ。


今日はぐっすり寝れそうだった。