移動中に確保してくれた宿は
宿じゃない…
もと賃貸マンションで改装された建物
ワタクシ1人、パイセンら2人で泊まるが、
当然集まって宴会となる
お風呂でサッパリの3人で、浴衣姿
パイセンは視力がとにかく弱く牛乳瓶の底のメガネ
お連れは落武者…
正直そそる感じはない
そして中年には登山は応えたか、
牛乳瓶は横になると白目でヨダレが…
落武者は牛乳瓶を見てケラケラ笑いつついきなり船を漕ぐ…
2人が倒れたのを見てワタクシは去る…
因みに牛乳瓶は黒いパンツが見えてた
翌朝、スタート!
牛乳瓶と落武者は女性に戻っていた
お遍路は一気に第66番札所の雲辺寺
2日目の旅の安全を祈る
この雲辺寺、88箇所で1番標高の高い海抜900メートル
あれだけ昨日、金毘羅に登る気合いを見せていたお姉様がたは、
更に100メートル、足で登るで!と言うと
「えっ…」
と、
牛乳瓶と落武者に戻る表情…
パイセンの黒いパンツの上に履いたズボンのケツを叩いて、さア登るゾ!
観音様が展望台の上にいらっしゃる!
標高1000メートル、とにかく涼しく、雲に囲まれて予想を遥かに上回る良い所
ロープウェイでも登れるから、
88箇所巡りでは1番のオススメです!
そこから下山
お姉様がたの谷間より
大歩危の谷間!
更にそこから山深く走り
秘境のかずら橋!
パイセンが行きたい行きたいと連呼していた場所にようやく連れて行った
ワタクシ、高い所苦手…
人生と同じく山あり谷あり
パンツあり谷間あり!
満喫したところで、
ようやく太平洋に向かって走り出す
高知の桂浜にはサンセットギリ間に合うが、
桂浜は太陽が沈む西側に山があって
景色は有明海岸には足元にも及ばず
土佐の坂本龍馬に挨拶をして宿に向かうのであった







