読書【歩兵の本領】 | 湯原拓の元氣な会社を応援する税理士のブログ
歩兵の本領/講談社
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浅田次郎氏の2001年の書籍。
自分の実体験をもとに書いているんだなと
思います。
時は1970年代の高度経済成長期。
自衛隊に入隊した若い隊員たちの生活感あふれる
殺伐とした、また時代が昭和全盛期のなかで、
どう揺れ動いているのか、自衛隊隊員の目から
日本を描いています。
短編集の集まりのなかでも、微妙に話がつながって
いる、そんな面白い本です。
軍隊とは何か、自衛隊と何か、矛盾を感じながらも
粛々と任務を全うする隊員たち。
まさに歩兵の本領でした。

