- 遠い日の戦争 (新潮文庫)/新潮社
- ¥529
- Amazon.co.jp
久々の小説です。
電車のなかで読みました。
終戦間際に捕虜であった米兵を
裁判もなしに斬首した情報将校の苦悩と
終戦後の逃避行を描いた一冊。
無差別爆撃を作戦として実行してたB29の
米軍パイロットである捕虜を手にかけた
主人公。
戦後は、名前を変え、知人を頼りながら
転々と職を変え、住所を変え、警察の目に
おびえながら暮らす日々。
正義と何なのか、戦争となにか、
考えさせられる一冊でした。