- ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体 (幻冬舎新書)/幻冬舎
- ¥819
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【本読む動機:きっかけ】
先日、たまたま車中で聞いていたラジオで
著者である原田さんのお話が非常に面白くて本屋さんで購入。
【本の内容】
今後、日本経済をけん引していくであろう層は、
シルバー世代でも、富裕層でもなく、また団塊ジュニア世代
でもない、ネオ保守層である「マイルドヤンキー層」である
という異色な経済本。
【この本からの気づき】
・ 上「京」志向がなく、地元で強固な人間関係と生活基盤を構築し、
地元から出たがらない若者たち = マイルドヤンキー
・ 行動範囲、生活圏は家から5Km範囲
・ 友人たちは小中学校の同級生
・ イオンモールなどの郊外ショッピングセンターが好き
・ 電車に乗らない、車が好き
・ 車も高級セダンより大型ミニバンが好き
・ 夢は幸せな家庭を築くこと、あまりあくせくしたくない。
【最後に感想】
かつてのヤンキーと言われていた人たちは絶滅危惧種と
なりつつあり、今は地元族、マイルドヤンキーといわれる
新たな保守層がこれからの消費世代となっていくのかも
しれない。
僕も地元族なわけで、周りを見渡すと地元で暮らし、あまり
環境を変えず、付き合う友人たちも昔のままという人たちも
多くいます。
SNSの普及で、昔よりもより簡単にしかもゆるく繋がることが
出来るため、このような新保守層が出現してきたものかも
しれません。
今、言われている、若者は車に興味がない、とか、
旅行に行かない、海外に行かないなどアプローチの仕方次第で
いくらでも変わると思いました。
これからの消費動向のカギを握るマイイドヤンキーに注目です。
著者が1977年生まれと小生と同時期に思春期を過ごして
いることにも親近感が湧いて購入です。