ROLEX

都内のデパートや専門店では、

高級腕時計の販売が伸びているとのこと。

原因はアベノミクス効果の一つである金融政策による

株価上昇がその一因らしい。

本当なのかどうかはわからないが、

メディア等ではそんなニュースが流れている。

そこで今日、注目するデータは、

厚生労働省が発表する毎月勤労統計調査。

連休の谷間である５月１日に平成２５年３月分の

結果速報が発表された。

ここに記載されているのは、国内の労働者の

現金給与の増減と労働時間の増減である。

ここ３カ月では、

１月は+0.1％、２月-0.8％、３月-0.6％

そしてここ３年では

平成23年-0.2％、平成24年-0.7％、平成25年１～3月-0.5％

給与はずっと減少している。

そして、このたび発表された上場企業の決算は軒並み

リーマンショック前の水準まで利益が回復。

ここから読み取れることは何か。

国内の人件費を削って、円安効果で利益が出ているということ。

生産拠点の流出および事業所閉鎖も相次ぐ・・・。

本当の意味での景気回復はいつの日になるのか・・・。

今日の定点観測でした。