鑑賞No:01307
製作:2006年/アメリカ/149分
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス/オドレイ・トトゥ
講演のためパリを訪れていたハーバード大学教授のラングドンは、深夜、フランス司法警察のファーシュ警部に呼び出され、ルーブル美術館に連れ出される。そこでは美術館長のソニエールが殺されており、死体にはラングドンの名を含む謎のダイイング・メッセージが残されていたことから捜査に協力して欲しいとの要請だった。しかしメッセージ解明中にソニエールの孫娘で暗号解読官のソフィーが現れ、彼に殺人容疑がかかっていることを告げる・・・・。
原作を読んでいないせいもあるが、1回観ただけでは理解しがたい映画。映画の中では説明が少ないので、当時の歴史や宗教などについてある程度予備知識がないと分かりにくい。逆に言うと興味ある人にとっては面白いと思われる。映画の本筋は殺人事件の解明だが、謎の多い殺人事件を解明するためにダ・ヴィンチの絵画の謎やキリスト教の聖杯伝説の謎に迫っていくあたりはとても興味深い。それだけに万人に分かるような親切な説明があればよかったが、それが足らなかった分、評価が大きく分かれる結果になったのではなかろうか?









