★+
鑑賞No:02375
製作:2012年/ノルウェー/75分
監督:アレクサンデル・ノラス
出演:モルテン・アンドレセン/アーレン・ネルボル
犯罪現場の清掃員として働くレオとエルビスは、これまでにない凄惨な事件現場の地下室で、裸の若い美女が監禁されているのを発見する。おびえきって言葉も発することができない彼女には、驚くべきことにしっぽがあった。やがて彼女の驚くべき秘密が明らかになっていく・・・。
ノルウェーの森深くに住むと言い伝えられる、美女に牛のしっぽを持った伝説の妖精「フルドラ」をモチーフにしたサスペンスホラー。そんな前知識がないと、何だこりゃ?というストーリー展開が続く。たとえ前知識があったとしても、前半は観ていて汚いシーンの連続で、妖精が出てくる幻想的な映像とは似ても似つかない。また内容も分かりにくく、ともかく前半はもう苦痛の連続。終盤、やっと謎が解けてきて、牛妖精のフルドラも姿を現し、それらしい展開になるが、期待したほどの展開もオチも無く終わる、何とも消化不良感の残る作品。