ダークナイト ライジング | シネマ大好き!

シネマ大好き!

今まで観た映画の感想です。

★★★+
シネマ大好き!


鑑賞No:02347
製作:2012年/アメリカ/164分
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール/マイケル・ケイン


ジョーカーの危機が去ってから8年後のゴッサム。“デント法“により組織犯罪は沈静化していた。街には表向きの平和が訪れ、ブルース・ウェインは人々の前に姿を見せることなく暮らしていたが、街の地下では恐ろしい力を持つ庸兵ベインが“ある計画“を開始しようとしていた・・・。


「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続くシリーズ完結編。全2作とも観ているが、内容を忘れた頃に本作を観たので、つながりはイマイチ分からなかった。が、何とか混乱することも無く観れた。作品自体は奥深く、高尚で完成度が高い感じがしたが、私はマイケル・キートンが演じていたころのバットマンがアメコミっぽく好きだったな・・・。今回の敵役・べインは強敵感は強いが、ジョーカーなどと比べて個人としてのキャラ性は低く、魅力に欠ける点はあった。そういう意味ではバットマン自身も個性は抑えられ、戦闘もタイマンではなく、警察対敵役集団の戦争のようで、ちょっとガッカリ。それでも、前半の冗長な流れに反し、終盤は息もつかせぬ戦闘アクションシーンに興奮する。