★★★
鑑賞No:02334
製作:2012年/イギリス/158分
監督:トム・フーパー
出演:ヒュー・ジャックマン/ラッセル・クロウ
妹の子供のためにパンを盗んだ罪で19年の服役後、仮釈放となったジャン・バルジャン。彼は宿を借りた司教の家の銀器を盗むが、司教はバルジャンを許し、バルジャンは実も心も生まれ変わることを決意する。そして8年後、彼は実業家として成功し市長にまでなっていた。やがて運命的な出会いを果たした女性ファンテーヌから愛娘コゼットを託されたバルジャンは、執念深いジャベール警部の追跡を逃れ、パリへ逃げるが・・・・。
見ごたえのある大作だったが、如何せん、158分という長尺でなおかつミュージカル映画なので、途中何度も睡魔に襲われた。(ミュージカル映画なので仕方ないが、セリフのほとんどがこれでもかといわんばかりの歌仕立てなのには少々うんざりはした) ただストーリーはしっかりしているので、観終わった後の充実感は十分ある。また出演者の演技や歌もなかなか良かったが、中でもこれまでのイメージとは一変した熱演をしていたファンテーヌ役のアン・ハサウェイの演技は光った。