★★★★
鑑賞No:01971
製作:2009年/アメリカ/138分
監督:マーティン・スコセッシ
出演:レオナルド・ディカプリオ/マーク・ラファロ
ボストンのはるか沖合いに浮かぶ孤島“シャッター アイランド”。1954年9月、荒れる海を越えて、連邦保安官のテディとチャックはシャッター アイランドのアッシュクリフ病院にやってくる。彼らは密室の病室から行方不明になった女性患者の捜査するためにやって来たのだが、テディにはそれ以外に別の目的があった・・・・。
この手のミステリーはやたら分かりにくい展開に持っていくことでミステリアスなイメージを作り出そうとするが、本作は分かりやすい展開にもかかわらず、次々と不可解な謎が浮かび上がり、ワクワクドキドキしながら最後まで興味津々で観ることができた。ラストのオチも途中で何となくそんな雰囲気は感じるものの、解き明かされてみるとそういうことか!と唸らされる。消化不良感の残る作品の多いこの手のミステリーで、満足のいくストーリー展開とラストは久しぶりの感があった。ラストを知った上でもう一度観たい作品。