東京ゾンビ | シネマ大好き!

シネマ大好き!

今まで観た映画の感想です。

★★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:01309
製作:2005年/日本/103分
監督:佐藤佐吉
主演:浅野忠信/哀川翔/ 奥田恵梨華/古田新太


東京の片隅にある消化器工場で働くアフロヘアーのフジオとハゲのミツオ。毎日、柔術の練習に明け暮れる2人は、年齢の差を超えた不思議な友情で結ばれていた。ある日、粗大ゴミ、産業廃棄物、さらに不要になった“人間”まで捨てて埋められているゴミ山“黒富士”から、ゾンビが大量発生する。ゾンビは東京を襲い、首都は壊滅状態になる・・・・。


近未来の東京でゾンビと戦う2人の男の友情の話。ストーリーなど全く予備知識がない状態で何気なく観てしまった。タイトルの「ゾンビ」は何かの比喩だろう、何の比喩だろうか?という気持ちで鑑賞に入った。コメディ映画だろうとは思っていたが・・・・。主役の2人である浅野忠信演じるフジオと哀川翔演じるミツオがいきなり会社の上司らしき男を殺してしまうところから「あれ?」と思い、「この映画どんな話なのか?と非常に興味を持った。死体をゴミの山”黒富士”に捨てに行くのだが、そこからこの映画は暴走を始める。ゾンビは比喩ではなく本当に出てきた。あまりに馬鹿馬鹿しい映画だが、展開が読めず、最後まで楽しめた。