トータル・リコール (2012年版) | シネマ大好き!

シネマ大好き!

今まで観た映画の感想です。

★★+
シネマ大好き!
鑑賞No:02282
製作:2012年/アメリカ/118分
監督:レン・ワイズマン
出演:コリン・ファレル/ケイト・ベッキンセール


21世紀末、地球は富裕層が暮らす“ブリテン連邦(UFB)”と、その支配下にある“コロニー”に暮らす人びとに別れていた。ある日、コロニーの住民ダグラス・クエイドは、自分の望む記憶を上書きしてくれるというリコール社の人工記憶センターを訪れる。しかし、そこで諜報員に記憶を書き換えようとした時、ダグは警官たちに襲われ、愛する妻にも命を狙われるようになる・・・・。


アーノルド・シュワルツェネッガー主演で映画化された1990年の同名作品を、コリン・ファレル主演でリメイク。1990版と設定が大きく変わっており、全く別作品のような印象を受ける。映像的には「ブレードランナー」に近いものがあり、「スター・ウォーズ」をイメージさせるアンドロイドが登場するといった感じ。それでもシュワちゃん版で強いインパクトのあった空港での正体ばれシーンや胸が3つあるミュータントの登場などは再現されていたが、前作ほどのインパクトがある描き方ではなかった。ともかく全体的にスピーディな展開過ぎて、前作を観ているからこそついていけるストーリーで、そうでなければちょっと分かりにくい。アクションシーン満載で派手ではあるが、CGだと思うとリアリティのなさも目立つシーンも多い。