アメブロ「太陽と共に始めよ」2024/08/21(水) | ブログ 太陽と共に始めよ

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水曜特番:翻訳
Genesis 6 Conspiracy : How Secret Societies and The Descendants of Giants plan to enslave Humankind  by  Gary Wayne  2014 imprint of Deep River Books『創世記6章陰謀 :秘密結社と巨人の子孫たちの人類奴隷化計画』
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第6部 Rex Deus(神王)  : 聖杯血統  
第55章   「セックス、嘘、妖精話」  580-589/1003
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      ≪そして、キリストが復活しなかったのなら、わたしたちの宣教は無駄であるし、あなたがたの信仰も無駄です。更に、わたしたちは神の偽証人とさえ見なされます。なぜなら、もし、本当に死者が復活しないなら、復活しなかったはずのキリストを神が復活させたと言って、神に反して証しをしたことになるからです。≫ 1コリント15;14-15
      
 
* Rex Deusが守ろうとしている文明を揺り動かす秘密とは何か?

* Rex Deus 説によれば、イエスは生きたまま十字架から取り除かれた。グノーシス主義者はその後イエスはマグダラのマリアと結婚し、少なくとも二人の子どもをもうけたと公言している。

* マリアは一人の子をフランスに捨てたとされている。そしてその子はRennes Le Chateauレンヌ・ル・シャトー地域に定住した。そこはカタリ派、メロヴィング朝、エッセネ派、アラン人、Rex Deus 、テンプル騎士団などの故地で、ほとんどの異端研究書が反乱の震源地、出発点としてマークしている。もう一人の息子はアリマタヤのヨセフと共にイギリスに移住したと信じられている。超秘密主義のシオン修道会がマグダラのマリアのことを、「杯」「聖杯」「バラ」など多くの偽名で言及しているのはこの為である①。

* うわさによれば、1980年代にSauniereソニエール神父がVigigothの廃墟でマグダラのマリアに奉献されたカタリ派の文書を発見したと思われている。その文献はメロヴィング朝の血統の生き残りの年代史を記した二つの驚くべき家系図を含むシオン修道会の暗号化された秘密だった。ソニエールはその後、不思議にも金持ちになり、マグダラのマリアの塔を建立し、アスモデウスAsmodeusの像を立てた。アスモデウスは秘密守護と秘宝の門守の監督悪霊である②。

* イエスの二人の息子はアーサー王とメロヴィング朝血統の源となったと考えられている。アルビジョア十字軍とも呼ばれたこれら全てのグノーシス集団は、古のリングロード文化や聖杯血統を保存するためにも、空想的方法として素朴な牧歌的伝説と神話的文学の中に妖精話という観念を見出した。母なるローマ教会は一貫して悪い継母、魔女、不敬僭主として寓話化された。引き離された王子と王女は杯/指輪血統を表した。鍵メッセージはサングリア/聖杯の永続性を正しく評価することだった③。

* 血統の秘密は、ロビンフッド、聖杯、アーサー王伝説、妖精話、そしてもちろん、人気あるリングロード(指輪の君)伝説のような古典的書き物や伝説に生き生きと保持されている。この章と続く諸章は、イエスとネフィリム血統の結びつきを示す暗号化された家系図を子どもと大人に向けた文学の最も有名な箇所の中でその血統の有効性の証言と、そして、いつの日にかイエスの子孫と思われる者が遂にヨーロッパ主要国の、そしてやがて全ヨーロッパの王冠を再獲得する望みを抱いて統一される決定的努力を現わしている証拠を提示することだろう。

* ローレンス・ガードナーが言っているように、アーサー王物語、ロビンフッド、ドラキュラ神話など全ての杯と指輪の民話、そしてシンデレラ、眠れる森の美女、ピーターパンなどの妖精話は、共通の歴史的基盤から派生して、みなリングロード文化に浸透されている④。Wilhelm Grimm と Jacob Ludwigのグリム童話でさえ、ドイツの文脈と民話に統合された多神教好古神話である。それらすべては最終的にはヒトラーと彼の多神教恐怖支配の邪悪な目的に仕える民族的イデオロギーを促進するものだった⑤。

* ガードナーはさらに、指輪と杯の探求は本質的に同じ事であり、それらは妖精、エルフ、魔術を含んだトルキンの近代版である。指輪探索と杯探索は並行物である。虹の端で宝物を探す妖精、小妖精、小鬼、エルフ、その他似たような存在のお話や、古代の金の毛、エメラルドタブレット、定めの机などの探求物語はみな同じ象徴の探求であり⑥神話である。

* ダン・ブラウンはガーウェインや緑の騎士、アーサー王、眠れる森の美女の物語はみな杯の比喩であると書いている⑦。さらに、ヴィクトル・ユーゴの古典、The Hunchback of Notre Dame (『ノートルダムの鐘』)、モーツァルトの『魔笛』は共に、メイソンとエジプトのシンボルで溢れかえった杯の比喩であると言っている⑧。『魔笛』は妖精話の筋書きである⑨。ブラウンはワグナーのParsifal『パーシファル』はマグダラのマリアへの奉献であり、リチャード・ワーグナー、モーツァルト、ベートーヴェン、シェイクスピア、ガーシュウィン、フーディーニ、ウォルト・ディズニーはみな、フリーメイソンだと書いている、ブラウンはさらに、ウォルト・ディズニーと彼の企業はシンデレラ、眠れる森の美女、白雪姫、ライオン・キング、人魚姫など、まだまだあるが、それらのアニメ作品を通して杯伝説を生き生きと保とうとしてしたと言っている。全ては神秘的宗教的象徴や形象を溢れさせている⑩。さらに、Mark BoothはLewisの『ナルニア国物語』はバラ十字民話に浸りきっていると書いており、Rebelais、Nostradamas,Shakespeare,Wagner,Bachの作品は緑の言語(レゴミニズム Legominism)、暗号化、知恵で溢れかえっていると書いている⑪。

* 有名な 『シャーウッドの森のメリーメン』はマリア(マグダラのマリア)のしもべちの象徴だった。彼らはイエスと、マリアとの結婚で生まれた彼の息子の系譜の秘密を守るために、血統とその秘密の陰謀の保護者として仕えた男たちだった。ロビンはもちろん、逃亡の王家の男性継承者を表している。メイドのマリオンMaid Marionはマグダラのマリアと秘密の結婚を象徴している。ジョン王とノッティンガムの下品な保安官はローマカトリックによる聖座の簒奪と、正統継承者からの王国裁可を象徴している。Rex のDeus 伝説においてイギリス王座はダビデの実在する支配王座である⑫。

* ロスリン文書は、グノーシス主義のカタリ派亡命者、ジプシー、Rex Deus 、そして全てのグノーシス主義組織がみな、シャーウッドのメリーメンの変形としてロビンフッド民話と繋がり象徴化されたと記している⑬。ロビンフッド物語は最初はヨーロッパで禁書だった。それが当時の教会と国家の承認された神学を揶揄していたからである。その一方、彼らの陰謀比喩の中に秘密にされた中核の真理は、イエスの真の王朝的血統であった。事実、1555年、スコットランドの改革派議会は特にロスリン城でロビンフッドを上演することに神経をとがらせて、ロビンフッドの上演を禁止した⑭。これがRex Deus 家系のシンクレアとスチュアート家の間で特にロビンフッド物語が人気がある理由だった⑮。事実、テンプル騎士団の歴史家Steven Soraはシンクレア宗家がジプシーの守護者として知られていたと記している。ジプシーはロスリンに移住して、ロビンフッドとメイ女王の物語を演じていただろう⑯。

*  類似ケースとして、聖杯伝説の民話にも暗号化された同じ秘密が含まれている。12世紀の聖杯騎士道は十字軍(テンプル騎士団とRex Deusの十字軍)の産物として、ユダヤ・キリスト教的材料が異教的/グノーシス主義的民話に接ぎ木されたものである。BaigentとLeighは聖杯騎士道は、ヘルメスのテーマと比喩と、杯民話からの素朴な魔術とをキリスト教の材料に接ぎ木したと書いている(そのことについては後に、Dragon Sarmatia民話として学ぶ)⑰。杯伝説は、イエスが十字架に付けられた時、アリマタヤのヨセフが杯に聖なる血を集めたという、たいていの人に馴染みの表面的意味ではない。

* テンプル騎士団カルトRex Deusが杯騎士道を造ったと考えている者たちもいる。それは、テンプル騎士団が杯伝説の至るところに登場するからである⑱。事実、Wolfram Eschenbach版では杯がテンプル騎士団によって守られている⑲。ウォルフラムが彼の詩Titurelの中で、テンプル騎士団はThe Keepers of the Message(メッセージの守り手)だったと言っているように、エッシェンバッハはそのことをよく知っていたと考えられている⑳。ガードナーによると、12世紀の有名な杯物語の著者クレティアン・ド・トロワ(Chrétien de Troyes)はle Conte du Graal(聖杯の物語)を書いて、彼がテンプル騎士団の影響とテンプル騎士団の環境の中から直に書いているのは確かだとしている。ガードナーはクレティアンがテンプル騎士団と親密に交流して、騎士団と重要な協力関係にあったと言っている㉑。

* グノーシス主義の初期伝承には聖杯には二つの異なる比喩があった。だが、両者ともその意味は全く同じだった。メイソンの著者たちは聖杯はイエスの子らの王統の血統の比喩と結論付けている㉒。二つ目の比喩はもともと「聖なる杯、王家の杯」の意のsangraalと呼ばれていた聖杯の名がsangrealとの綴りに変えられた。その意味は「聖なる王家の血」である。後代の著者たちはsangrealをもっと古い形の二語に分け、San Grealとした㉓。メイソンの著者たちによれば、聖杯伝説はイエスの息子たちの分離と、血統の継続の記録を隠しつつ保持するための便利な文学的手法だった。Percevalはこの思考の延長上で秘密裏に支配する理想の王国(アトランティス)の祭司王、アリマタヤのヨセフの子孫である㉔。パーシヴァルの息子ローエングリンが白鳥騎士となり、聖杯、テンプル騎士団、グノーシス主義、多神教的宗教教義において重要な比喩となった。そして今もそうである㉕。

* さらに聖杯はローマ教皇に対抗する使徒継承を表していた。Rex Deusの民話によれば、アリマタヤのヨセフはエルサレム教会の正統継承者であり、パウロ・カトリック教会が主張する継承者ペトロのそれではない。ヨセフは杯の子らの守護者としてイエスに任じられたと信じられていた㉖。というわけで、杯神話においては、アリマタヤのヨセフが実際は「義人ヤコブ」の偽装と考えらていることを理解しなければならない。

* 杯の血統は現代の創世記6章陰謀の二つの構成的組織、Rex Deusとシオン修道会をとおして秘密裏に守られてきたとおもわれる。秘密主義的組織のうちの最も秘密主義組織であるこの二つは、ヨーロッパの最も著名な家族の多くからのメンバーを含んでいる。ハプスブルク家、シンシア家、スチュアート家、その他さらに多くの家族が聖杯血統の鍵として関わっている。グノーシス主義者、特にRex Deusとその配下のグループは、彼らが聖杯血統の正統性を裏付ける反駁できないとされる証拠を持っていることを指し示しているようにおもわれる。そもしそれが本当で公になれば、パウロのキリスト教を処処分して、彼らがエルサレム教会のがキリスト教がそうであったと認めているエッセネ派(グノーシス主義)のキリスト教が復帰するような証拠であると。それは偽信念の最終ゲームとなるだろう。彼らは真のキリスト教はユダヤ教神秘主義をルーツとする神秘的宗教であり、それはモーセから始まり、モーセはそれをエジプトの秘密の術から学び、その秘密と宗教的信念がイスラエルに移植されてユダヤ教が創設されたと彼らは信じている。それ故、もしユダヤ教が神秘家の達人と思われているモーセ由来の神秘主義から始まっているなら、ユダヤ教の支流であるキリスト教とイスラム教も神秘主義の教理から出発していることになる。

* グノーシス主義、修正主義の歴史では、モーセは、紀元前1396年に生まれたと認められている不人気のファラオ、アケンアテン、またの名をアメンホテプ4世であり、アメンホテプ3世の息子として全ての男児を殺す命令をくだした(モーセはそれに倣って同じ残虐行為をエジプトに対して行ったと思われる)㉗。

* わたしはアケンアテンは出エジプトの時のファラオの息子か子孫だと思う。その方が出エジプトを紀元前1450-1500年の間とする聖書の年代記に非常によく合致するからである。さらに、地中海のサントリーニ島で起こった破滅が紀元前1450年であり、その年がエジプト人に対して起こされた出エジプトの災いの創まりとして今日好んで受け入れられているからである。しかし、アケンアテンはグノーシス主義者がそう公言するような、モーセではない。

* 神秘主義伝説の信奉者の信仰次第だが、彼らはヘルメスかアブラハムか、その両者かがエジプトに神秘主義をもたらしたと思っている。アブラハムはその神秘主義をおそらく
ニムロドとメルキゼデクから学んだ。そのことについてれはヘルメスも同様であると思われる㉘。この思考線上で、全ての世界宗教はきちんと一つの源に繋がってゆく。バベルの神秘主義である。そしてイエスが預言者の地位に格下げされた暁には、いわゆる真の唯一の光明の宗教の下に世界を再統一する意図をもって、特にキリスト教、イスラム教、ユダヤ教の神秘主義が神秘主義と結びついてゆくだろう。

* これら全てのことは、他の多くの騙しの火炎下で起こる。全て、同じ共通のゴールに向けて働くあらゆる種類の悪の中に示されるしるしと不思議が合体するだろう。しるしが実際に指し示す星や惑星の大いなる占星術的しるし(警告)に裏付けられて、宇宙人現象はその陰謀の一部となるだろう㉙。マリア的カルトが全体として、まもなくそのしるしと警告、そしてグノーシス主義的解釈を世界舞台で爆発させるだろう。グノーシス主義者はイエスの復活は偽で、世界はすでにパウロのキリスト教の崩壊に向かっており、古の偽世界宗教が興隆すると説く。

* 光明への変容はこのようなポジティブな移行であり、暴力に満ちた動乱の革命ではない。人間の思考の全ての小道はパウロのキリスト教の崩壊に向けて集中するだろう。そしてそれは、これにノーを言う聖徒たちを除いては、世界にとって邪悪な出来事ではない。それは当然の、ポジティブな、光明の、未来志向的な経過となり、世界は一つの宗教、一つの政府の下に統一することを歓迎し、銀河種族として席に着くために自らの役割を熱心に強化するだろう。世界は、地上に天国を創造するという誇大妄想の思考に憑りつかれるだろう。

* 世界を抑圧的な専制の下に奴隷化する暴力的クーデターのことを思ってはならない。世界の人々は全身全霊で地上の天国を待ち望み、反キリストの到来を告げ知らせるだろう。偽キリストとしての反キリストは純粋な悪ではなく純粋な善として定められていることを想起せよ。彼は大衆の心の中で長く待ち望まれたメシアであり、人類の希望である。イブは知識の木から悪しき手で邪悪な杯を飲むために手を伸ばそたのではなかった。むしろ、知識を学ぶためにも、神のようになるためにも、好ましい実を食べるために良き手を伸ばしたのである。イブは独立するという選択にとって良いものとして来る。

* これら全てが十分でない時に、偽りの勢力はその主張に最も皮肉な者でさえ説得させる究極の騙しを用いる。反キリストはサタンとその全勢力の支持を得て、死からの復活を再創造するだろう。≪この獣の頭の一つが傷つけられて、死んだと思われたが、この致命的な傷も治ってしまった。そこで、全地は驚いてこの獣に服従した≫(黙示録13:3)。偽メシアはキリストのように殉教する(わたしにはそうは思えないが)か、あるいは熱心党キリスト者か限定的内部陰謀者の陰謀によって暗殺に倒れ、その後、死の床から奇跡的に蘇るというような、死の幻想を造り出す。わたしは恐怖に駆られたキリスト者が世界を獣から救おうとして暗殺の凶行に走ったとしても驚かない。そのことは世界世論では世界秩序の熱狂的敵対者として世界の実在次元の上昇が出来ない熱心党のキリスト者の凶行として片づけられるだろう。

* 我々は、我々に反対する勢力がその長く待ち望んだ高次元への飛躍への移行期に人類支援のために効果的環境を熱心に造り出そうとしている、高揚した楽観主義のベールの下にあることを考えなければならない。反逆の勢力がアダム人類の夜明け以来いつもしてきたように、彼らは今もアダムとイブと、知識の木にはっきりと遡るルーツから動いている。この結論に至るために、我々は今日働いている全ての錯綜した地政学的網目をしっかりと分解しなければならない。それらは全て、地球規模の経済組織にしっかりと編み込まれ、全ての絶望的偽派が一つの宗教的縫い目と共同して当て布する、情報時代がこの方向で手を貸す全てのやり方を含んでいる。
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@次回:第56章 テンプル騎士団
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