アメブロ「太陽と共に始めよ」2024/06/02(日) | ブログ 太陽と共に始めよ

💛💖 アメブロ「太陽と共に始めよ」2024/06/02(日)💖💓💛💖🌈

  💓    週初め版:今週のテーマ【悪魔との戦い】

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    『 兄弟太陽と全被造物による賛歌』
 
                                     by アッシジのフランシスコ

いと高き全能の良き主よ  
    賛美・栄光・祝福は全てあなたのもの  御名に敵う者は誰もいない

主はたたえられよ  兄弟太陽によって
    太陽は昼を治め  私たちを照らす
    美しい大きな光によってあなたはご自分を映し出される

主はたたえられよ    姉妹なる月や星星によって
    あなたは 姉妹たちを明るく貴く美しく天に配置された
    
主はたたえられよ   兄弟なる風・空気・ 雲によって
   あなたは変幻自在な天象によ って全ての被造物を支えられる

主はたたえられよ   姉妹 水によって
    すべてのものを生かし 驕ることなく 貴く純粋なる水によって  

主はたたえられよ  兄弟 火によって  
    美しく、心地よく、逞しく、力強く  死の闇を照らす火によって
    
主はたたえられよ  我らの母、姉妹なる大地によって
    我らを育て養い 色彩々の草花を茂らせる大地によって

主はたたえられよ   あなたへの愛のために人を赦し、
    平安のうちに病と苦しみに耐え忍ぶ人々によって
その人は幸い! いと高きあなたから栄冠を受ける

主はたたえられよ   姉妹である死によって
    生きている者は誰も皆一度は死ぬ
    だが 罪のうちに死ぬ者は災い!
御心に生きる者は幸い! 第二の死がその人を損なうことはない

とこしえに主をたたえ 主に感謝しよう!
へりくだって 主に仕えよう!

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『フランシスコと歩む観想の道~今日の不安な社会の中で~』
  Eloi Leclere  Chemin de contemplation  1995

● 2.初めに関係があった ❸

#【参照:前節終わりの個所 : 民のあらゆる不従順にもかかわらず、神は愛の絆を保たれる。神はそれを強化しようともされる。「私はあなたと永久の契りを結ぶ。私はあなたと契りを結び、正義と公平を与え、慈しみ憐れむ。私はあなたとまことの契りを結ぶ。あなたは主を知るようになる」(ホセア2:21-22)。それは決定的で完全な一致の約束を指している。】

#キリスト教の観点から見れば、この約束は、その他の全ての約束をはるかに超えてナザレのイエスの来臨とその人の内に成就され、イエスにおいて神は比類なき仕方で人類と一致された。キリストであるイエスにおける神と人とのこの関係を深めることで、キリスト教共同体は本質的な三つの事に気づいた。

* 第一は、キリスト・イエスの内に神は完全にご自分を伝えられたということ。「キリストの内には満ち溢れる神性が余すところなく見える形で宿っている」(コロサイ2:9)本当の独り子だということ。
* 第二に、この神の命の充満は全人類の上に注がれるということ。「私たちは皆、この方の満ち溢れる豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けた」(ヨハネ1:16)。私たちは皆、「キリストにおいて満たされている」(コロサイ2:10)。「神は独り子を世にお遣わしになりました。その方によって私たちが生きるようになるためです」(1ヨハネ4:9)。
* 第三に最後に、黙想するキリスト者の良心は、世に来られた独り子という賜物が、神の永遠の秘義に新しい一日を開くことを悟った。この賜物はその時まで全く隠されていたものを神の内に見えるものとした。神の内に存在する関係は本質的なコミュニケーションであり、受肉によって御子が与えられたのではなく、受肉は御子を与えたことによって永遠の御子を世に啓示したのだ。「神はその独り子をお与えになったほどにこの世を愛された・・」(ヨハネ3:16)のです。

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 ☆【今週の聖句テキスト】聖霊降臨後第3主日

● 賛美唱:詩編130
130:1 深い淵の底から、主よ、あなたを呼びます。 130:2 主よ、この声を聞き取ってください。嘆き祈るわたしの声に耳を傾けてください。 130:3 主よ、あなたが罪をすべて心に留められるなら/主よ、誰が耐ええましょう。 130:4 しかし、赦しはあなたのもとにあり/人はあなたを畏れ敬うのです。 130:5 わたしは主に望みをおき/わたしの魂は望みをおき/御言葉を待ち望みます。 130:6 わたしの魂は主を待ち望みます/見張りが朝を待つにもまして/見張りが朝を待つにもまして。 130:7 イスラエルよ、主を待ち望め。慈しみは主のもとに/豊かな贖いも主のもとに。 130:8 主は、イスラエルを/すべての罪から贖ってくださる。
 
● 第一日課:創世記3:8-15
3:8 その日、風の吹くころ、主なる神が園の中を歩く音が聞こえてきた。アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れると、 3:9 主なる神はアダムを呼ばれた。「どこにいるのか。」 3:10 彼は答えた。「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。」 3:11 神は言われた。「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」 3:12 アダムは答えた。「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」 3:13 主なる神は女に向かって言われた。「何ということをしたのか。」女は答えた。「蛇がだましたので、食べてしまいました。」 3:14 主なる神は、蛇に向かって言われた。「このようなことをしたお前は/あらゆる家畜、あらゆる野の獣の中で/呪われるものとなった。お前は、生涯這いまわり、塵を食らう。 3:15 お前と女、お前の子孫と女の子孫の間に/わたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き/お前は彼のかかとを砕く。」

● 第二日課:2コリント4:13-5:1
 4:13 「わたしは信じた。それで、わたしは語った」と書いてあるとおり、それと同じ信仰の霊を持っているので、わたしたちも信じ、それだからこそ語ってもいます。 4:14 主イエスを復活させた神が、イエスと共にわたしたちをも復活させ、あなたがたと一緒に御前に立たせてくださると、わたしたちは知っています。 4:15 すべてこれらのことは、あなたがたのためであり、多くの人々が豊かに恵みを受け、感謝の念に満ちて神に栄光を帰すようになるためです。4:16 だから、わたしたちは落胆しません。たとえわたしたちの「外なる人」は衰えていくとしても、わたしたちの「内なる人」は日々新たにされていきます。 4:17 わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます。 4:18 わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。 5:1 わたしたちの地上の住みかである幕屋が滅びても、神によって建物が備えられていることを、わたしたちは知っています。人の手で造られたものではない天にある永遠の住みかです。

● 福音書日課:マルコ3:20-35
3:20 イエスが家に帰られると、群衆がまた集まって来て、一同は食事をする暇もないほどであった。 3:21 身内の人たちはイエスのことを聞いて取り押さえに来た。「あの男は気が変になっている」と言われていたからである。 3:22 エルサレムから下って来た律法学者たちも、「あの男はベルゼブルに取りつかれている」と言い、また、「悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」と言っていた。 3:23 そこで、イエスは彼らを呼び寄せて、たとえを用いて語られた。「どうして、サタンがサタンを追い出せよう。 3:24 国が内輪で争えば、その国は成り立たない。 3:25 家が内輪で争えば、その家は成り立たない。 3:26 同じように、サタンが内輪もめして争えば、立ち行かず、滅びてしまう。 3:27 また、まず強い人を縛り上げなければ、だれも、その人の家に押し入って、家財道具を奪い取ることはできない。まず縛ってから、その家を略奪するものだ。 3:28 はっきり言っておく。人の子らが犯す罪やどんな冒涜の言葉も、すべて赦される。 3:29 しかし、聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず、永遠に罪の責めを負う。」 3:30 イエスがこう言われたのは、「彼は汚れた霊に取りつかれている」と人々が言っていたからである。
3:31 イエスの母と兄弟たちが来て外に立ち、人をやってイエスを呼ばせた。 3:32 大勢の人が、イエスの周りに座っていた。「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」と知らされると、 3:33 イエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と答え、 3:34 周りに座っている人々を見回して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。 3:35 神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」
 
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☆ 今週のテーマ:【悪魔との戦い】

● 今週の聖句テキストは、いよいよ、宣教開始で、悪魔との闘争の開始の記事である。
それと今週の『フランシスコと歩む観想の道』は第2章:【初めに関係があった】❸はどのように繋がっているのだろうか、それを考えることがわたしの黙想の課題である。今日の個所で作者は、イエス・キリストの受肉を問題にしている。そしてそれは、神の敵である悪魔との戦いに勝利して、民を解放するためである。やはりここでも、悪魔との戦いがテーマとなっていると理解することができる。

* ところで、悪魔は蛇の形で現れる。人類と原初よりも蛇との因縁の関係はとても深い。闇の淵にまで達するし、逆にまた、天の高みまで達する。この悪魔たる【蛇】との戦いを想起させられた。その戦いの壮絶さを思い遣る。そこで、今週のテーマを【悪魔との戦い】とすることにした。

💓今週の三つ四つの聖句を通して今週のテーマ【悪魔との戦い】が私たちの魂の内に、より深く広く展開されすることを願って、今週も私に託された和解の務めを果たして行こうと思います😊。

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