アメブロ「太陽と共に始めよ」2024/03/04 (月) | ブログ 太陽と共に始めよ

💛💖 アメブロ「太陽と共に始めよ」2024/03/04 (月) 💖💓💛💖🌈

 


● 賛美唱:詩編107:1-3,17-22
107:1 「恵み深い主に感謝せよ/慈しみはとこしえに」と 107:2 主に贖われた人々は唱えよ。主は苦しめる者の手から彼らを贖い 107:3 国々の中から集めてくださった/東から西から、北から南から。・・・107:17 彼らは、無知であり、背きと罪の道のために/屈従する身になった。 107:18 どの食べ物も彼らの喉には忌むべきもので/彼らは死の門に近づいた。 107:19 苦難の中から主に助けを求めて叫ぶと/主は彼らの苦しみに救いを与えられた。 107:20 主は御言葉を遣わして彼らを癒し/破滅から彼らを救い出された。 107:21 主に感謝せよ。主は慈しみ深く/人の子らに驚くべき御業を成し遂げられる。 107:22 感謝のいけにえをささげ/御業を語り伝え、喜び歌え。

:今週のテーマ【贖いの主】

【聖句断章】107:1-2a
「恵み深い主に感謝せよ/慈しみはとこしえに」と主に贖われた人々は唱えよ。
    
@「主に贖われた人々」:今週のテーマ【贖いの主】が早速賛美頌冒頭に登場である。今週はこの「贖い」をめぐって展開されることを何よりも念じよう。

*   ≪主は苦しめる者の手から彼らを贖い 、≫
※ その苦しみの原因は彼らの無知だった。 ≪彼らは、無知であり、背きと罪の道のために/屈従する身になった。 ≫ では無知の原因は? 知らなかった。知らされなかった。知らせても耳をふさいで目を閉じて口を閉じて知る努力をしなかった民。それが「背きと罪の道」に迷い込み、「屈服する身」それは奴隷状態のことを意味する。

* そこからの贖い : 自己責任論ではもはや解決できない所まで堕ちてしまった民を救い出す力は何処から来たのか? 【贖いの主】からしかそれは望めない。主は贖いの主。この確信が民の信仰へと形成されていった。確かに、主は贖いの主。主は天から地を見下ろしておられる。そして憐れみと慈しみをもってその窮状を解決しようとされる主である。そのことはにわかに信じられないだろうが、真実である。神は人間の一挙手一投足までご存じである。現在では人間の作ったコンピュータでさえ全てを把握しているのに、全能の神にとってそれは容易いことであろう。だから神はわたしの霊肉の細部までご存じで、必要な時、必要な事をもって助けのために介入してくださる自由を持っておられると、わたしはわたしの経験からそう信じている。人との偶然と思われる出会いや夢の中での不思議な出会い、さらには、わたしを助けてくれるために、偶然では片づけられない不思議な出来事が連続して起こることなど、「どうしてあなたはわたしのそのような細かい事まで正確に細部までご存じなのですか」と神に向かって尋ねたくなる出来事を人は必ず経験しているはずである。心理学者ユングはそれを実証し、シンクロニシティと名付けた。日本語で共時性などと訳されている。

※ そしてそのことはわたしたち個々人に対してだけではもちろんない。神は世界に対して、神に従う民に対して、その憐れみと慈しみを備えておられる。それが出エジプトの物語であり、過越祭でイスラエルはその神の慈しみ、贖いを決して忘れないように毎年記念するのである。それが世界の民の中でも特にイスラエルの特異性である。そのような記念をする民は他にない。過越祭りは多くの祭りと異なり、意味も分からなくなったまま行われるのはではなく、神が真実の神であることを子々孫々まで伝えることが祭りの意味であることをしっかりと伝える。神が慈しみの神、それによって神が贖いの主であることを世界に証ししているからである。

※ イスラエルは「わたしを助けてくれる者は誰もいない」と嘆く絶望の民から、「わたしを助けてくださる方は生きておられる」の信仰へと変えられた経験をして希望の民とされた民である。イスラエルはその信仰を誰か力ある人間から得たのではない。そのような存在を信じることは決してできなかった。イスラエルはその信仰を神みずから受けたのである。そのような絶望の只中でイスラエルは救いの神に出会ったのである。神はイスラエルにとって贖いの主となられた。神はみずからご自身の実在を証明される。それが啓示であり、ユダヤ・キリスト教が啓示宗教と言われる所以である。人間が考えて到達する教えではなく、神の方からご自分を顕される神が存在することの証しとしての宗教である。

💓 贖いとは端的に言って、神が人間を悪魔から取り戻す業である。奴隷状態の人間を解放することである。贖いとは奴隷を解放するための身代金が原意である。

【参照:גָּאַל gâʼal, ガアルgaw-alガウアル' ; 近東の法によると近親者として、親族の財産を買い戻す。未亡人と結婚する、贖う:復讐する:身代金を支払う、などの義務を果たす。・・・人を死から解放する。イスラエルをエジプトから解放する。イスラエルを捕囚から解放する。自分自身を解放する。】

😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄😄