今日は長男の所属する高校野球部、
夏の大会初戦だった。
息子は2年生。
3年生にとっては最後の大会。
負ければ引退。
息子はベンチ入りできなかったけれど
たくさんお世話になった大好きな3年生を
全力で応援すると気合満々だった。
結果を先に言えば…
惜しくも初戦敗退。
8回まで1-1の投手戦。
相手のピッチャーは140km台を投げる
噂によるとプロ注目のエース。
でもうちのピッチャーも負けてはいない。
ケガに泣いて中々ピッチャーとしての練習はできなかったけど
最後の最後でエースとして立ち上がったピッチャー。
9回表にうちは逃したチャンスを
相手はしっかりものにし、
2-1のサヨナラ負け…
実力は五分だったと思う。
うちは沢山あったチャンスを生かせず
相手はチャンスをものにした。
1回きりの勝負でどんな言い訳もたらればもない!
部員101名。
ベンチに入れなかったメンバーも
保護者も関係者も…
本当に悔しくて仕方ないけど敗けに終わった
最後の挨拶でキャプテンは言った。
必死で練習してきたから悔いはないと。
そして3年生36名、
1人も辞めずに続けてこれたこと
部員みんなに出会えたことに
支えてくれたスタッフ、保護者に感謝しかないと…
監督は泣きながら言った。
子供たちは本当によく着いてきてくれた。
勝たしてあげれなかったのは全て自分の采配に責任にある。
協力してくれた保護者のみなさんに本当に申し訳ないと…
普段は堂々としていて
保護者には一切物を言わせないような監督が
泣きながら深々と頭を下げ
我々保護者に謝った
監督のそんな姿をみて
部員もまた泣いた
保護者も泣いた
そして3年生の夏は終わった
うちの高校は工業高校だから
7割は高校出たら社会にでる。
だから先生は勉強だけ教えていればいいわけではなく
監督は野球だけを教えていればいいわけではない
社会に出て困らないように
必ずぶち当たる理不尽の壁も越えられるよう
自分自身で考えて行動できる力を蓄えられるよう
これでもか!!!
と、みんなケチョンケチョンに叱咤され鍛われる
今の3年生も
辞めたいと思うこともあっただろう
怒られて怒られて怒られて…
試合に使われず気持ち折れることもあっただろう
それでも皆で励まし合い、
誰1人欠けることなく今日のこの日を迎えた
それは
いくら怒られたって貶されたって
そこに監督の決して折れ曲がらない信念があるから。
そして、その奥にある深い愛情が
懐の大きさが部員たちに伝わっているから。
そして
ずっと積み重ねられてきた
先輩たちからの教えが
先輩たちから受け継いできた想いと、土台があるから
その土台の上に自分たちが立っているのだと
わかっているから…
だから
部員たちはそこに立っていられるのではないかと
今日はそんなことを考えさせられた
現在(いま)を頑張ってる人はもちろん偉い。
でもその現在(いま)に至るまでの経緯や
その土台を作ってくれた先輩たちの努力や想いを
決して忘れてしまわないように、
自分だけが頑張っていると
勘違いしてしまわないように、
周りを見て人の立場になって物を考え
行動や言動ができるように
わたしはそんな風に
二人の子供には言い聞かせたい
と深く思った
そして自分自身も
そんな風に生きていきたい
明日から来年の夏まで
息子の夏は明日から始まる
1年なんてきっとあっという間だ。
高校卒業したらおそらく社会に出るだろう息子と
本気で関われる最後の1年間
全力で応援して行こうと
今日夫婦で飲みながら心に誓った
もしも来年の夏の大会で2回戦まで進めたのなら、
それは今年の1回戦敗退が
先輩たちの背中があってこその勝利だと
そう息子に言いたい。
そしてその繰り返し。
息子たちも後輩たちの立派な土台になれ!!
だから夏は終わらない…