同窓会の打ち合わせの際に、僕らの一つ上の先輩が極端に人数が少ないことに気が付きました。
その原因が丙午の迷信だったのです。
占い師 帰ってきたタクロウです。
これが私の使命なのです。
【丙午(ひのえうま)とは】
干支のひとつで43番目の組み合わせです。
10種類の十干と12種類の十二支の組み合わせで
60種類の周期を干支と言います。
この一回りが還暦なのです。
私が生まれた年は1967年(昭和42年)です
この年の干支は丁未(ひのとひつじ)ですがその前年
1966年(昭和41年)が
丙午(ひのえうま)に当たります。
この年に生まれた人が著しく少ないのです。
この時期は190万人くらいの数字で推移していたのですが、
1966年だけ137万人くらいだったのです。
しかもこの年のみ少なかったのです。
これはなぜか?
っていう話です。
原因が丙午の年だったからなのです。
【丙午の迷信とは】
干支占いによると
「丙午生まれの女性は気性が激しく夫の命を縮める」
と言われています。
これは、丙午の年に火災が多いという迷信、言い伝え的なことが原因です。
簡単にまとめると
陰陽五行の教えより
丙午の「丙」は、陽の火
丙午の「午」も、陽の火
を表すことから
W陽の火
とされることからの読み解きから
火災が多いってことなのです。
これだけなら、単なる占いとして広まることもなかったと思われますが
ここで八百屋お七の登場です。
【八百屋お七とは】
江戸時代の女性です。
名前の通り
八百屋さんの娘なのです。
この八百屋さんの娘お七が
天和の大火(てんなのたいか)
※江戸時代の大火事のこと
で焼け出されて避難所のお寺で過ごしていました。
その時に避難所で一緒に過ごしていた
イケメンの庄之助が好きになりました。
復旧作業も終わり避難生活が終わると
庄之助とのお別れです。
また会いたいと思った
お七は自分の家を燃やしました。
まさにサイコパス
しかし直ぐに消火、大事に至りませんでした。
しかし放火の罪は大罪です。
つかまって
鈴ヶ森刑場にて
火あぶりの刑になりました。
てなお人が
八百屋お七さんなのです。
このお七さんの生まれた年が
丙午だったという事がすべての始まりです。
丙午生まれの女性は気性が激しく
好きになった男性と会いたいと思ったら
なんでもする
と
もちろん大昔の事で記録もキチンと残っているわけではないけど
ずっと迷信として伝わってきてるのですね。
その原因は
このお話が
歌舞伎や浄瑠璃などのお芝居で
大ヒット
お七のサイコパスっぷりが
あいつヤベェとか
そこまでやるのか
と評判になりずっとずっと語り継がれてきたのです。
この話が迷信であることは間違いありません。
八百屋お七が丙午の年に生まれたという記録もなく
憶測か適当な設定からのものだからです。
しかしこんなでも迷信として
残って言い伝えられれば
真実かもって
なるのです。
現に丙午の年の出生人数が毎回減っています。
60年に一回くる丙午
つぎは
2026年です。
しかも年間の出生人数は
前回の1966年の時よりも激減しています。
137万人で少ないと言われていましたが
2022年の出生人数は
77万人
毎年減る一方の日本の人口
2026年に丙午効果で減ったとしたら
50万人割る計算ですよね。(ちょっと大げさに)
毎年の死亡人数が増加しているのに対して
出生人数が減っているので日本人毎年減り続けています。
このへんでストップさせましょう。
増やす方向で励みましょう。