the HANGOVERS 1st single 「HONEST I DO」 launch party
080702 @ 下北沢CLUB Que

the HANGOVERSの勢いは、梅雨空を突き抜けて留まる事を知らなかった。

初めての野外フェス、9月にはフルアルバムのリリースを控え、彼らから目が離せない夏が来る。

それに先駆けて発売されたファーストシングル「HONEST I DO」(6月18日リリース)のlaunch partyが7月2日下北沢CLUB Queで行われた。それも久々のワンマンライブ。

ここ数ヶ月、以前と比べて首都圏でのライブ本数がぐっと減っていた。
その分この日がくるのを待ち遠しく思っていたファンも少なくない。

それを物語るのは、オープニングDJの鳴らす音と共に上昇していくフロアの温度。
DJダイノジの回す「シャローナシャローナ」で沸点に達した頃、ハンガーズ登場。

シングルのタイトルトラック「HONEST I DO」でスタートし前半はアッパーなナンバーで一気に駆け抜ける。後半戦では「ビニール傘の唄」「リラ」のミドルテンポロックでトミーの歌声が響き渡り、「superstar」「TTMT」を絡めてライブ全体がメリハリあるグルーヴィな仕上がりに。

これまでのハンガーズのイメージは中に向かってくエネルギーが、ビックバンを起こしたようなライブだと思っていた。
それがいつの間にかベクトルは内から外へ変わっていた。
それはきっとごく自然な流れで。

MCもほとんどない。ただひたすらにぶっ飛ばして奏で続ける彼らの音。
それは下手なMCに無理して笑う必要も、隣の誰かに合わせて手を掲げる必要も無い。

踊りたいなら踊りなよ。
歌いたいなら一緒に歌えと。
そこにいるのはハンガーズと自分、一対一。

真正面から向き合って思うままに味わうのが、ハンガーズを最上級に楽しむ方法。

不安や焦りや寂しさが全く無い人生なんて無い。
それをごまかしたり逃げたりできずに、抱えたそのままで輝く音楽。

だからthe HANGOVERSのライブは、つい色んなしがらみでいっぱいにしてしまいがちな日々から解き放ってくれるんだ。

どうかこのままずっと踊らせ続けてと願った初夏の夜。

私が信じた魔法の唄は、自由へ続く扉の鍵。

the HANGOVERS

next LIVE ↓
07/13 新宿LOFT
SHINJUKU LOFT PRESENTS KABUKI YOUNG ~THE OTHERSIDE OF DRF~
op/13:00 st/14:00
adv¥2500 /door¥2800 /ドリンク代別
w / THE NEATBEATS / STAN / LINK / a flood of circle / THE BAWDIES / HERE / DJ ダイノジ 他

チケット 発売中
・チケットぴあ Pコード:293-894
・ローソンチケット Lコード:77367
・新宿LOFT店頭
お問い合わせ:新宿LOFT 03-5272-0382


5/the HANGOVERS

¥1,575
Amazon.co.jp

1.cyrtanthus
2.リラ
3.サマーサイド
4.わをん
5.トライデカルコマニー

好きな音楽はたくさんあるけど、特別なのは数少ない。
たくさんいる好きな人の中の特別な人の数とおんなじ?

そういうのはやっぱり色褪せなくていつ取り出しても生々しくて、泣きたいのか笑いたいのかよくわからない、微妙な顔になってしまう。
でもそれは肌触りのいい毛布にくるまれている時のように、とても心地がいい。

そんな夜を届けてくれるのは、the HANGOVERS の3枚目。

『5』

カラフルな5つのナンバーが季節の変わり目で敏感になった心を揺さぶる。

ポップとロックの絶妙なさじ加減はすっかり定着。
以前にも増して音が優しさを帯びたような気がするのは、秋風のせいだけじゃない。

シンプルでゴツめのサウンドの上をメロディに乗って流れる言葉の数々は、その隙間さえも想像力を刺激してやまない。
ドラム、ベース、ギター、歌もコーラスも全ての楽器が確実に実力を上げてきているのが確信できる1枚。

誰にだって言葉に表せない寂しさや孤独を感じる時があるでしょ。
そんな時、この音楽は決して甘やかしてくれたり、寄り添ってくれたり、抱きしめてくれはしないけれど。

BGMにはもったいない。
14分弱のキラキラした時間、保障付き。


TODAYS MUSIC↓

the HANGOVERS
旅団 『Terra Incognita '07』
070806 @ 代々木公園野外ステージ

真夏の空と良質の音楽を一度に浴びる悦びは、この季節ならではの贅沢。
ビールだってアイスクリームだっていつもの何倍も美味しい野外フェス。

普通のライブハウスの何倍もチケット代を払って、国内外の有名アーティストが集結する会場にドライブしながら足を運ぶのも楽しいけれど、もっと気軽に、老若男女、お散歩中のワンちゃんだってしっぽを振って楽しめるイベントがこれ。

旅団 PRESENTS TERRA INCOGNITA 2007@代々木公園野外ステージ

東京のど真ん中にだって、緑に囲まれた素敵な野外ステージがあるのです。

原宿駅から様々な人種の雑踏をかき分けて辿り着くと、すでに会場は野外特有の自由きままなムード全開。
踊る人あり、宴会あり、眠る人あり、ラブリーなカップルあり。
休日のフリーマーケットも出店されてるし、公園のあちこちで弾き語りなんかもやってて色んな音がまぜこぜ。
この雑多な感じが太陽と溶け合って、ウィークデーに凝り固まった心身をほぐしてくれる。

そんな雰囲気にぴったりのバンドやDJが代わる代わる場を盛り上げ、日も沈みかけてきたその頃、本日の主催者、旅団登場。

このバンド、ツインドラムな上にジャンベとかコンガの民族系リズム隊がど真ん中に輪になって、ギターも二人いるかと思えば、バイオリン、アルトサックスに加えてディジュリドゥまで。
ゲストも二人いて総勢十何名?
(ライブ中に数えきれなかったけど、たぶん15、6名はいたはず)

もちろん音楽のスケールも半端なくでかい。
これだけの音数が見事に調和していて、匂いも色も触感まであるんじゃないかと錯覚した。
人間の本能を掻き立てる大地のリズムに、体の芯がざわざわする。
弦楽器が風や木々のざわめきなら、管楽器はさながら動物の遠吠えというところ。
でもこんな例えが全く陳腐に思えてならないのは、素晴らしい何か(自然も芸術も)を目の前にした時は共通。
踊り狂った客席の歓声さえもが一つの楽器のように、ステージと一体となって真夏の夜の夢を奏でた。
きっとこの熱気に、夏バテさえも蒸発してしまうでしょ。

音と人とが溶け合う場所。
「頭を使うな。体を使え。心を使え。」
と旅する音楽団の美しいハーモニーが教えてくれる。

TODAYS MUSIC↓

旅団

THE LOW NUMBERS ワンマンライブ 『SUMMER CARNIVAL』
070715 @ 新宿red cloth

7月にしては最大級と言われた台風が、関東に上陸するのかしないのか。
不安と期待が入り交じったワクワクは嵐の前の醍醐味だけど、結局いつもどこかにそれて行っちゃうんだよね。

しかし、今回の台風を吹き飛ばしたのは、
THE LOW NUMBERSのワンマンライブ
『SUMMER CARNIVAL』
間違いない。

まずはディズニーミュージックにのって仮面(お面?)の3人組
「台風4号」がTHE LOW NUMBERS のワンマンを定番サマーチューンのカバーでお祝い。
若干ローナンメンバーに似てるのには目をつぶるとして。
ディズニーのメインキャラクターもびっくりのパフォーマンスとSUMMER CARNIVALにぴったりの懐かしい楽曲達に、フロアは爆笑と興奮の嵐。

すっかり場内が暖まったところで、メインアクトのTHE LOW NUMBERS登場。
3人の爆音パワーロックに、そりゃ台風も逃げていくわ。

タイトなメリハリを効かせた田中のドラム。
ほどよく歪んだギターは、ザーザーと降る雨にも負けない。
輪郭のはっきりとしたベースは、グリッとした低音が内蔵にぶち込まれる。
ベースボーカル武藤の歌は、そんな力強い音達の中を真っすぐ通り抜ける。
こういうサウンドのバンドは歌が音に負けてしまうこともありがちだけど、むしろ彼の声はこの音に力を得てより一層強く届く。

ハードロック全開の曲も、リズミカルなサマーソングも、ミドルテンポのぐっとくるナンバーも勢いよくぶちかました前半戦。

中盤にはゲストミュージシャンにチャーリーバイセコ-のイチロー(Ba)、ツナオジェットボーイ(key)を迎えて、「my generation」などのカバーソングをゴージャスに披露。
フロアのテンションもより一層上昇し、一気に後半へ。

音の嵐に飲み込まれて体を揺さぶられる心地よさ。
難しいことなんてなに一つ必要無くって、それがライブの美味しい部分。
音を楽しむ本来の術を、彼らのライブが思い出させてくれた。

アンコールではこの日誕生日を迎えたギター海老原を、みんなでお祝い。
クラッカーにケーキまで出てきて会場全体がハッピームードに包まれたまま、名残惜しくライブ終了。

こんなにも隅々までオーディエンスを楽しませることに終始したライブは、なかなか観られない。しかも自分たちの音楽をしっかりとリスナーの心に残すことを忘れずに、ハッピーなスタミナを充電してくれた。

そろそろ夏バテが心配なら、彼らのライブに足を運んでみたらいい。
この夏を思う存分に楽しめるパワーをくれるはず。


TODAYS MUSIC↓

THE LOW NUMBERS

soldat live report
070710@下北沢ERA


難解なパズルを紐解いていく時の快感。
実はそれは単純なピースの組み合わせだったりするんだけど。

soldatのライブは、それとよく似た気持ちよさがある。

一度目はまず、真横を向いた左手のドラムセット、中央に奥まったベース、右手のギターボーカルという変形の配置に「おや?」っと思うでしょ。
ライブが始まれば、溶け合った音の塊と先の読めない曲の展開に圧倒されて、気づいたら「なんかすげーもん見た!」っていう感動だけが残る。

二度目できっと前回感じた謎を解こうと、体が勝手にそれぞれの音を捉えようとする。
多彩な表情を持つギターの音。
一打一打がドラマチックなドラム。
陰影の濃いベース。
歌というよりも、メロディを持った声。
なんとなく配役が見えてきて、音の心地よさに酔えてくる。

三度目にやっと、この変形したセッティングの意味がわかる。

Gt/Vo ナカヤマヒデアキ Ba シマダジュンイチ Dr ムラマツケン

soldatのメンバーは、一人一人の音の個性が明確。
単純にいえば、外に発散していくドラムと、内に向かっていくベースと、常にニュートラルなギターボーカル。
彼らのパフォーマンスに派手さはないが、各々が楽器を手にした時の存在感に十分な見ごたえがある。
それがもっとも効果を発揮するのが、このポジション。
そしてsoldatの音楽は、ぽっかり空いたステージの中央で3つの世界が融合して生まれる。

それぞれのピースが溶け合った音の美しさは、ジャンルだとか、ポップだとかキャッチーだとか、そんなことは関係ない。

変拍子でも普通のビートでも、リズムそのものに音階を持つようなドラムパターン。
魂のこもった一音を渡り歩くベースラインは、ドラムとぴったり重なってメロディアスなグルーヴを創りだす。
その上で自由に遊ぶギターと歌が、最後の仕上げに色をつける。

初夏のにおいが漂う「unknown」で始まった今日のライブは、ほぼインストに近い「good」祝福の光が降り注ぐような「Marvelous」と続く。

ナチュラルなMCは相変わらず。

ナカヤマの魔法の右手が冴えるラストナンバー「insensitivity」は、一曲の中に音の物語を持つ彼らの楽曲の中でも代表的。

それらを積み重ねたライブは、音と音の隙間さえも心地よくオーディエンスを飲み込んでくれる。

soldatのライブに幾度となく足を運ばせるのは、自ら彼らの音楽と一体になれた時の疑問符が感嘆符に変わるその快感。


soldat  ドイツ語でいうところの「戦士」

音楽を武器にした彼らの相手がなんなのか。
一度で答えがでるとは限らない。


TODAYS MUSIC↓

soldat
070804@ERA下北沢
overleaf X soldat presents
Summer ller tune!!!
@ERA下北沢
Open18:00 Start18:30
Adv¥1,800 Door¥2,100
ハナイコウヘイ 『21世紀新音楽展』
070616 @ ZEPP TOKYO

水面に落ちた一粒の雫は、
丸い円をいくつも描きながら広がっていく。
どこかの誰かを救うのはたった一人の歌かもしれないし、たった一人の一滴かもしれない。
だけど、いつも始まりは一つ。

ファーストアルバムリリースからわずか3ヶ月。
あのZEEP TOKYOのステージの上にハナイコウヘイがいた。

東京臍帯血バンクによって行われた「21世紀新音楽展」

「臍帯血」耳慣れない言葉のそれは出産時に得られるへその緒と胎盤に含まれる血液で、骨髄と同じような造血成分を持つ。(詳細はhttp://www.tokyocbb.org/)
10年前に発足したこの東京臍帯血バンクネットワークは、今回バラエティ豊かなミュージシャンを集めてライブイベントを開催した。

ハナイコウヘイはそのトップバッターとして、音源でもお馴染みのサポートバンドと共に登場。
小さく足でリズムを刻みながらちょっと猫背気味にギターをかき鳴らすその姿は、
だだっ広い会場にも臆すること無くそこにあった。

弾き語りを原点とする彼にとっては、路上もライブハウスもホールも、きっと変わらない。
そこがどこであっても、ただ歌う。真っすぐに。ひたむきに。
それが今回のライブではよくわかった。

「モラトリアム」「夕立」「午前5時」「東京」
たった20分間のステージの為に選ばれた4曲。
普段のライブより短い時間だからこそ、一曲一曲の濃度が格段に濃い。
駆け抜ける風の音も、雨上がりの匂いも、明け方の凛とした空気も、見下ろした雑踏の景色も、音に運ばれて届いてくる。
またそれぞれの音の絶妙なバランスは、熱く透明な歌声を一層際立たせた。
前回観た時は埋もれてしまっていたハナイのギターの美しい鳴き声も、今日はとびきり上等だ。

だからかな。
アタシは初めて彼の音に泣いた。
言葉の刹那さに涙したことはあっても、流れる音そのものが涙腺を刺激したことって今まで無かったから。

それはこの日集まった多様な観客も、きっと同じ。
普段ライブハウスではなかなか出会わないような世代の人もいる。
でも誰もがステージの上に集中した。
悲しみや淋しさに寄り添うようなハナイコウヘイの歌はホール全体を響き渡り、温かな雨みたいに彼らに染み込んでいったに違いない。


TODAYS MUSIC↓

ハナイコウヘイ
マーガレットズロース『ぼーっとして夕暮れ』発売記念ワンマン
070624  「ぼーっとしてYOU GREAT!」 @渋谷 O-NEST

「だいすき」な気持ちは伝播する。

楽器を通って、
ケーブルを通ってアンプを通って、
スピーカーから空中に放り出されて。

五感から入り込んで
伝染する。

今夜ここに集まった人達もきっとそう。
Vo/Gt平井の「僕たち3人マーガレットズロースが大好きなんです」
に伝染したはず。
終了しても鳴り止まなかった拍手と、紅潮した観客の頬が物語ってる。

夏至を過ぎたとはいえ夏はこれから。
まだまだ明るさを残した時間に始まった
マーガレットズロースワンマンライブ「ぼーっとしてYOU GREAT!」

お揃いのスーツに身を包んで登場した平井、岡野、粕谷の三人を、
7人のゲストミュージシャンが入れ替わり立ち替わり囲む。
ネストのステージはさながら、
土手に集まった10個の楽器が気ままに始めた夕暮れ時のパーティ。
曲を追うごとに日が暮れて、夜が更けて、丑三つ時、夜明け、新しい朝と景色がどんどん変わっていく。

未発表の「マーガレットズロースのロックンロール」(この日全員に無料配布された音源に収録)「エキセントリックマン」「ポラロック」と、テンション高めなナンバーでスタート。もちろんフロアの体温も一気に上昇。

輪郭のあいまいなベースは、音圧から岡野の指の温度が伝わる。
平井の全身を痺れさせる、平べったくて芳ばしいギターの音。
ロックを土台に、曲に合わせてブルース・ジャズ・ファンクなどなどあらゆる匂いを漂わせる粕谷のリズム。
高いところをふわふわと浮かびながら、耳に残って離れない平井の歌声。

そんな音が創り出すマーガレットズロースの音楽は、日常に溢れる時間を慈しむ彩り豊かな楽曲ばかり。
握りしめた砂が零れていくことへの切なさよりも、
手の中の温もりを愛おしむような歌。
見落としてしまいそうな些細な出来事も、
彼らの音でキラキラ輝く歌になる。
だからかな。
ステージの上で移り変わる景色の、どれもこれもが暖かい。

上等なロックンロール、
ゆったりと体をゆだねたくなるような優しい曲、
大人の男の渋めなサウンド、
メンバー自ら踊るダンスチューン。

次から次へとノンストップで進んだ18曲。
オーディエンスも大合唱の「石鹸」で会場のボルーテージはマックス。
今回の音源でも最後に収録されている「ボロボロ」で一旦は締めくくられたものの、終われるはずが無い。
止まない手拍子に呼ばれた2度のアンコール。
最後にはゲストミュージシャンも登場し、
エンドロールの大きな拍手と繋いだ手ととびきりの笑顔で
真夏の太陽を先取りしたようなアツイ夜は幕を閉じた。


TODAYS MUSIC↓

マーガレットズロース
the HANGOVERS TOUR REPORT vol.6

070522 TOUR FINAL/HiT10 下北沢CLUB QUE

初めてthe HANGOVERSのライブを観た時、愛してやまない音楽をあまりにも自由に奏でる3人の姿に心を盗まれた。
彼らが最も輝くライフ。それは、彼らが最も自由なライブ。

そんな出逢いを思い出したツアー最終日。
フロアは「ハンガーズワゴン」に同乗して来た、もしくは今夜乗り込むであろう100人近いオーディエンスの姿でごった返した。

自ら創った作品を、自らの手で売りに行く。
素人だって手軽に音楽を発信できる時代において、それはとても原始的。
しかしこの一見アナログな方法が、ミュージシャンをミュージシャンたらしめる。
彼らも例外ではない。
今回のツアーで 25ヶ所を旅してきた3人は、たくましくてしなやかな強さを身に付けてこのステージに帰ってきた。
新宿を出発した2ヶ月前に比べて、その存在感は圧倒的だった。

一瞬たりとも目が離せない一挙手一投足。
そこにいるのは、ただ音楽が好きで、自分達の奏でる音を誰よりも楽しむ、ロックに愛された3人の男の子。
計算されたパフォーマンスは必要ない。
トミーとケンチュルビックとシンディがステージで音を鳴らした瞬間、世界が『the HANGOVERS』になる。

これまではどちらかというと楽曲そのもののパワーが大きいライブだった。
しかし、この日の1時間近いステージはMCや曲と曲の合間さえも全て、流れる時間そのものが輝いていた。
それはまさしくライブハウスという場所でしか起こりえない、たった一度の奇跡の時間。

もちろん音は目に見えない。
人々が発するエネルギーも目に見えない。
だけど今夜、アタシは見た。
ステージとフロア 100人の温度がぶつかり合って、
空気全体が七色に変化していくのを。

26コ目。
第二章終了。しかし物語は始まったばかり。
奇跡の軌跡はまだまだ続く。


TODAYS MUSIC↓


the HANGOVERS


NEXT LIVE↓

070630
横浜BAYSIS
op/17:30 st/18:00
adv¥2000 /door¥2500 /ドリンク代別
共演: carwatching / Hippogliff / ナカノアツシ(THE GRAND COLOR STONE)/ 赤靴 / throw match



残像カフェ
センチメンタル

1.センチメンタルの頃
2.3月のシーン (single mix)
3.あたらしい日々
4.4月のことば
5.日なたにて   
6.めくるめく僕らの毎日
7.白い夏
8.朝
9.今宵&みゅーじっく
10.星祭り (original mix)
11.キッチン split single"競演" version)
12.OUR LIFE (single mix)
13.グラフィティー

残像カフェ、初めてのベストアルバムは単なる過去の集大成に留まらない。
デビュー、4年弱のバンド活動、メンバーの脱退、ソロ活動、多様なコラボレーション。
めまぐるしい変化の中の一瞬を、音に写しこんできたような楽曲たちから選ばれた13曲。
ひとつひとつの音を丁寧に紡ぎ直すことで、
『センチメンタル』という一つの新しい作品となった。
そこにあるのは、瞬間を積み重ねることでやってくる新しい未来と同じ流れ。

デビュー作『素敵日和』から始まり、新生・残像カフェとしてのファーストフルアルバム『めくるめく僕らの日々』まで。各作品から抽出された『センチメンタル』のエッセンス。
この作品で初めて残像カフェを耳にしたリスナーにも、当時の雰囲気が伝わるように仕上がっている。
それは一曲に込められた、瞬間の永遠性が成せる技。

まるで13色の色鉛筆で、真っ白な画用紙に塗り重ねて描かれる一枚の絵画。
朝とか昼とか夜とか、春とか夏とか秋とか冬とか。
一つの単語には収まりきらない。
夕暮れの橙と黒のコントラスト、夏の終わりのひんやりとした風の匂い。
二つのバランスが微妙に溶け合う時間を描き出す楽曲たち。

それらに感じるのは、一本一本の糸で丁寧に編み上げられた上等のセーターみたいなぬくもり。
金色の糸を弾くようなギターの音。
大森氏の吐息までもが響く歌声。
どの音をとっても儚い優しさが溢れてて、聴き終えた後に甘い刹那さでいっぱいになる。

残像カフェの『センチメンタル』
それは揺らめく心に反射した日々の、柔らかな光と匂いまでもが漂うようだ。


TODAYS MUSIC↓

残像カフェ


HANGOVERS
the HANGOVERSII

1.rainy starlust
2.superstar
3.悲しみのアンジェリーナ
4.JACK
5.yesterday
6.T.T.M.T.

あなたの部屋に並んだCDの中にもきっとあるはず。
いくつになっても、どんな気分の時でも、カラダとココロを揺さぶってくれる一枚が。
それは青春時代に憧れたアイドルのデビューアルバムかもしれないし、
初めてお小遣いで買った、当時まだ8cmのシングルの一曲かもしれないし、
海を越えてやってきたロックスターの、無敵のベストアルバムかもしれないけど。

the HANGOVERSが満を持してリリースしたセカンドミニアルバムは、あなたのベストコレクションの中に入れて間違いない。
どれだけ時が経っても色褪せることの無い6曲が、溢れんばかりに詰まっている。

ロックとポップのバランスは前作より一層、濃厚で絶妙。
秘密の遊び心があちこちに散らばっていて、何度聞いても新鮮。
まるで、日々の苦味も酸味も、涙の味さえ全て、
とびきりおいしく仕上げてくれる魔法の音楽。

デビューして半年、the HANGOVERS 待望の2枚目。
やってきた次の季節を迎え撃つ準備はもう、整った。