古い地蔵
先に亡くなった近所の料理屋のご隠居
傘寿を迎えてなお矍鑠として洒脱なたたずまいのいい男だった
昨年、普請というか、店の改装をされていたので近所の者も
皆「やっぱり」という感想をもって納得していたようだ
「土を動かしたり普請すると人が死ぬ」というのは迷信でなく本当のこと
一世一代の大仕事、心、身、懐、ともに大変疲れることなので
厄年の戒め同様、気をつけなければならない(私来年前厄( ̄□ ̄;))
ところが、昨日、新しい話が耳に入ってきた
改装の際、邪魔になるので店の前にあった古い銀杏の木を切ったそうだ
「木を切る」というのもいわくがあったりしてよくないことが多い
この店は川沿いにあり、川の両岸には柳が植えられているが
その前一本だけ何故か銀杏なのだった
いざ切ってみると、半ばで「がちぃん」となにか硬いものにあたって
チェーンソーが駄目になってしまった
なんと、その銀杏は小さなお地蔵様を抱え込むようにして立っていたのだ!((((;゚Д゚)))
外見では地蔵など全くわからないし、誰も知らないほど古いものだったのか
橋のたもとであり、船の荷揚げ場でもあったその場所
今では失伝してしまった、何かのいわれがあったのかもしれない・・・((((ー人ー;))))ナムナム


