4月4日(土) 中潮
ようやく新年度に入りましたが、世の中どこへ行っても中止、延期、自粛のスパイラル
我が家でも子供らが進級の季節、のところが、約1名、いくつかがあったものの、本命大学のみに嫌われ、甘い学生生活について耳元でささやいてみたものの、もう一年頑張るとのこと
引っ越しから入学手続きなど、ばたばたする予定が、予備校への入学手続きに代わり、自宅から通うことに
本命大学は、家から出ることが確定していたため、巣立ちの時期が遅れたことで、とても複雑な気持ちのまま、大量の諭吉が入学金として羽根をつけて飛んでいきました
という中、私のみがいつもと変わらぬ釣行へ向かいます
近場の水軒あたりでサクッとアジでも、と考えましたが、ムラが大きくなっているようなので回避し、最近、沖に青物も入ってきているという七里御浜へ出発です
4時出発だと、途中で完全に明るくなってしまい、2、3日前の雨でがけ崩れが発生した下北山村スポーツ公園付近では、こんな感じでした
私はこの夜明けの桜が一番好きです
公園内の道路らしいですが、一部は交互通行しなければ通れないところもありました。
それでも、長期間通行止めではないので、ひとまず安心です。
と、車を停めて撮影してしましまいました
で、現地には6時過ぎの到着
ここまでの道すがら、ルアーマンの数も少なく、場所も選び放題な感じです
よほど釣れていないのでしょうが、それでもチヌ、ヘダイ、そこにマダイにサプライズゲストが来れば、文句はありません
すでに1名のカゴ師の方が竿を出していましたが、その他は後できて先に帰ったルアーマン2名以外皆無
よほど、釣れていないのか、と思いますが、そこそこ穏やかな海に向かって第一投です
最初からエサは取られており、なにかはいるようです
この日は、ハリス3号、チヌ針3号で標的は40cmのタイ系に照準を合わせてみます。
が、しかし、流れは悪くなさそうなものの、アタリは皆無
10時の干潮時までに何とか結果を出さないと、思って2ヒロ~3ヒロでひたすらピッチを上げて投げ返すものの、エサのみなくなり、仕掛けをコンパクトにしようかと思ったところで、離れたマスク姿のベテランっぽいカゴ師に40cmほどのチヌorヘダイと思われる魚が
先ほどの動きから、2匹目のようで、そのあとすぐに同様の型の魚が
これを見て、やはりタイ系がターゲットと打ち返すものの、。。。
潮止まりを前に、ベテランさんは早々に切り上げていったので、ポイントのせいにして、残った足跡をたよりに節操なく場所移動
カゴ師さんの後釜の場所で打ち返してみると、ようやく本日初のアタリ
しっかり食い込まし、ウキが出てこないの確認してタイ系のつもりでしっかり合わすも、空振り風の感触
それでも魚はついていました。
体調おおよそ10cmそこそこのハリセンボン
目の間に4本の針をちらつかせ、すごく非難がましい顔でこちらを見ているものの、こちらも本意ではない、と見返しますが、なにやらフグとはやや違う奇妙な音を発しながら、不平を言っているように聞こえます
確かに、以前、家族で串本にキャンプに行った際、君の先輩たちを串本港ですくって、肝の味噌汁にしたことはあったものの、君は知らないはず
それに、君は見たところ肝も小さそうなので、すぐに解放するよ、と針を外そうと見つめ返したものの、さらに膨らみを増し、チクチク感は強くなります
何とか、ボール状に膨らんだまま、針外し→リリースに成功し、潮替わりを待ちますが、ここで、天敵ともいえる南東からの強い向かい風が
仕掛けが飛ばないのはもちろん、あっという間に岸に寄せられ、気が付けば道糸が陸上でふけている状態に
すっかり戦意を奪われ、手も足も出ず、撤収することにします。
それでも、せっかくここまで来て、手ぶらはないだろうということで、南に下ってみることにします
ということで、気が付けば三輪崎(強風)→新宮港(強風)→クジラ浜公園
あわよくば、以前見た磯で釣れれば、という魂胆でしたが、桟橋も含め、イカ釣りの方が数名陣取っていたこともあり、磯歩きをし、磯釣り気分を味わい、ここからは地元で食材探しに切り替えました
まずは漁協スーパーで、
クジラホルモンシリーズ
旨そうな厚みたっぷりのサワラ
内臓脂たっぷりのイサギ
その他、各種マグロなど、次々に奥から出てきており、ずっと見ていたい気分になりました
さらに道の駅では、ブリ2500円に気をひかれましたが、ようやく思いとどまり、イルカ
シーシェパードに見つかったら、確実に目を付けられそうな商品を確保して、帰りは168号線で明るいうちに到着しました
クジラは、加工したものということもあり、やや風味が足りない感じでしたが、かなりイケてるサワラ、イサキは、刺身でビール、獺祭45とともに楽しませてもらいました。
本日の釣果
ハリセンボン 10cmほど 1匹リリース
以上
なんとも大撃沈の厳しい釣果?ではありましたが、普段はいかないところがかなり近いことに気が付いてしまい、さらに行動範囲が広がりそうで怖くなってしまいました
もしかして、こちらのドラッグストアでは衛生商品が残っているか、と思い数か所寄ってみましたが、状況は同じで、どこもタナはすっからかんでした
次回こそは、釣果を残したいですね