千葉市インターネット誹謗中傷防止条例が否決されました! | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

千葉市インターネット誹謗中傷防止条例が否決されました!

 

千葉市インターネット誹謗中傷防止条例が否決されました!

 

環境経済常任委員会が開催され、日本共産党千葉市議団が発議した千葉市インターネット誹謗中傷防止条例が審議されました。2020年に女子プロレスラーの木村花さんがインターネット上の誹謗中傷により自殺した事件もあり、誹謗中傷の相談が寄せられていること、児童生徒がLINEグループで誹謗中傷を受けて不登校になったという事例が発生していることなど、インターネットによる誹謗中傷への対策を求める声が広がっているため、専用相談窓口開設やリテラシー強化などが必要性を訴えました。




 

委員会審議では、全ての会派から質問や意見が出され、1時間にも及ぶ、活発な審議となりました。「国による法整備が進んでいるため、賛成しかねる」「丁寧につくられたいい内容だが、国での法改正後の動向をみての条例化が効果的と考えるため賛成しかねる」「条例内容を理解するものの、今後も議論が必要な問題ため賛成しかねる」「相談体制の周知など市政だよりでも取組むべき」「罰則含め実効性ある内容の検討が必要のため賛成しかねる」「政治批判など表現の自由に関わるため賛成しかねる」と意見が出されました。

 

日本共産党以外は反対となったものの、私は今後の所管事務調査においては、カスタマーハラスメント対策も併せた施策と条例の検討を1年かけて取組むべきと訴えました。録画中継は17日に公開予定です。14日の私の一般質問では毎年150人程度自殺者が出ているなかで、相談件数が増加している「こころの電話」「夜間・休日心のケア」の相談体制と相談時間の強化も求めます。