「96%は日本共産党の政策と一致する。資本主義のあり方見直す立場は理解できる」坂本龍一さん | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

「96%は日本共産党の政策と一致する。資本主義のあり方見直す立場は理解できる」坂本龍一さん

 

96%は日本共産党の政策と一致する。資本主義のあり方見直す立場は理解できる!




 

今朝の赤旗一面に音楽家の坂本龍一さんが登場。資本主義のあり方見直さないと人類の未来はないと訴えています。また、PCR検査ができない先進国なんておかしいと全国民が政府に対して問うべき大問題と菅政権を批判し、文化予算拡充を訴えるなど国民にとって常識的なことを言ってるいるのは日本共産党ぐらいしかいない、日本共産党の政策とは96%一致している、頑張ってほしいと激励の声が寄せられています。困難に対処できないのは財界言いなり政治が根本にあり、経済効率主義だけの追及1%の政治から、政権交代で転換するしかありません。

 

 



赤旗 1/3


 

コロナ感染拡大で貧困と格差、地球温暖化、差別などさまざまな問題が明るみに出ました。資本主義が行きついた「ニューリベラリズム(新自由主義)」の政策は、効率を何よりも優先して福祉や教育を切り縮め、医療体制を脆弱なものにしてきました。

 

日本政府はコロナ感染の第2・3波を予測できたにもかかわらず、医療体制を強化したり、PCR検査を拡大することもせず、ただ「自粛」を呼びかけただけでした。教育や福祉が無料のドイツ、フランスでは深刻な医療崩壊はおきていません。感染が拡大しても部屋やベッド、人員も余裕があったからです。医療や教育、命の安全保障をきちんとやっている国では、パンデミックが起きたとしても乗り越えられるのです。

 

これに対し、日本の菅政権が掲げるのはまず「自助」、そして「共助」、最後が「公助」です。要は国は何もしない宣言です。

2001年小泉構造改革路線で竹中平蔵氏を起用し、労働者派遣法を緩和したり、医療制度改革などを行ない、派遣切りや働いても生活できないワーキングプアの人たちが広がり、貧困と格差を広げました。

 

貧困問題もコロナに感染しても自己責任。コロナに感染したら、まず、感染した人に手を差し伸べるのが普通の社会ですよ。歴代の自民党政権が経済合理主義を推進し、自己責任を押し付けてきた。コロナがその問題をあぶりだしたのです。

 

PCR検査ができない先進国なんておかしいと全国民が政府に対して問うべき大問題です。他の国だったら大規模デモが起きていてもおかしくない。大事なことは野党が自民党に対して立ち向かうこと、一大勢力としてまとまって対抗してほしいと思います。

 

安倍政権から振り返ってみて、安保法制や共謀法などが強行採決されたことも問題ですが、法の解釈を数人の内閣で変えてしまうことが次々と行なわれていることが、もっと問題だと感じています。「国会は国権の最高機関」だと日本憲法に書いてあるにも関わらず、その解釈を勝手に変えてしまう、これは憲法違反です。アメリカでさえ、何人といえども法の上に置いてはいけないということを守っていますよ。超保守の最高裁の判事でさえそんなことはさせない。

 

自民党は世代交代して、戦争は絶対にしてはならないという人たちがいなくなってしまった。今や明治憲法に戻れという日本会議に席巻されています。また、政府は文化芸術に対する評価は低く、教育や科学軽視は目に余るものがあります。学術文化にお金を出したくない。軍事研究にはお金を出すが、他には出さないと言い出す始末です。これに対して、国民にとって常識的なことを言ってるいるのは日本共産党ぐらいしかいないと思っています。

 

選挙のときWebで自分の考えと近い政党はどこかというアンケートをやると必ず日本共産党になるわけですよ。96%くらいは日本共産党の政策と一致するのです。

 

僕は共産党が党名を変えたら格段に支持率が上がるのではと思っています。僕自身はアレルギーはないけど、党名にアレルギーがある人は多いと思うので。党員の皆さんは誇りがあるので手放したくないというのも分かりますが。資本主義のあり方を見直すという立場は理解できます。こういう時代だからこそ日本共産党には頑張ってほしいんですよ。