千葉市緑区の土砂崩れで3名が死亡 誉田3丁目と板倉町のがけ崩れと村田川氾濫地域を視察 | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

千葉市緑区の土砂崩れで3名が死亡 誉田3丁目と板倉町のがけ崩れと村田川氾濫地域を視察


25日の大雨で、千葉市緑区の2カ所で土砂崩れが発生し、住宅が飲み込まれました。3名の死亡が確認されました。心からお見舞いとご冥福をお祈りします。



今日は、犠牲者の出た誉田3丁目と板倉町の土砂崩れ現場と村田川が氾濫して床上浸水等の被害が出た越智町を、日本共産党の畑野衆院議員、三輪県議、寺尾前県議、斉藤前衆院議員、浅野県副委員長、椎葉副委員長らと視察しました。



誉田3丁目地域では、崩落現場の上部から現地を確認すると、2棟が全壊しており、かなりの勢いで崩れ落ちたものと推察できました。がけ崩れ対策の強化が必要です。



誉田3丁目自治会へ伺うと、自治会長さんらがおり、要望などを聞き取りました。被災者の生活再建へ市としてもしっかり支援できるよう声を伝えていくとお伝えしました。



村田川が氾濫した越智町に向かうとあちこちで通行止め、越智中学校通学路で道路崩落がありました。




村田川周辺の住居に聞き取りすると、身体の胸近くまで一時は水に浸かって、辺り一帯が湖のようになったとのこと。ニュースにもなった流された車の方を命がけで救助された市民の方からもお話を聞くことができました。




胸まで水が浸かるなかで、車から助けての声に反応して、ロープを身体に巻きつけて、車の窓ガラスを割って救助したということでした。勇気ある行動に感服しました。各地で床上浸水で畳を干したりと作業されていました。災害ゴミの支援など早急に求めていきます。




その後、板倉町の土砂崩れ現場へ伺うと、潰れた家屋一階が完全に潰れた状況でした。まわりの住居でも、家屋に土砂が流れ込み、地域の皆さんが土砂搬出をされていました。当該箇所は急傾斜地崩落危険地域に指定されていましたが、改めて避難指示への呼びかけが適切だったのかなども問われるところです。




今回の災害を糧に、災害に強いまちづくりに向けては、新たに様々な課題が浮き彫りになりました。災害に強いまちづくり、市民の命最優先の防災施策充実の千葉へ、また一日も早く元の生活に戻れるよう、引き続き現場の声を市に届けていきます。