「チェルノブイリ事故以外の説明はあり得ない」ダウン症・奇形・がん死亡率~隠されていた真実のデータ | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

「チェルノブイリ事故以外の説明はあり得ない」ダウン症・奇形・がん死亡率~隠されていた真実のデータ

みんな楽しくHappy♡がいい♪さんブログより以下転載
http://kiikochan.blog136.fc2.com/


アレクセイ・ヤブロコフ博士福島 とチェルノブイリ





12May2012
アレクセイ・ヤブロコフ博士:
モスクワ生まれ。1956年、モスクワ大学生物学部卒業。生物学博士。
1984年より、ソビエト連邦科学アカデミー会員。現在、ロシア科学ア­カデミー評議員。
1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故当時、ゴルバチョフ書記長のアドバイザーを務め、
被曝者のその後について25年以上追跡調査を続けている。



もうすでにお話したいろいろと出ていますが、
つまり、オフィシャルな正式な見解、
IAEA WHOなどが発表する正式なオフィシャルな見解というものがまずあります。
またICRPが出す見解というものもあります。

他方、実際に観測された事実というもの、これは

ーー通訳の音声切れるーー

いわゆる幻想なんです、こうしたオフィシャルデータは。
これも20年前、20歳の白人の男性な訳です。

放射線がこの白人の20歳の男性にどのように影響するのか?
これをベースとして線量、現同値などを計算されています。
でも、女性とか、他にもいろんな二とがいるわけです、世の中には。

何年か前に二つの点が出てきました。
このいわゆる幻想的なミラージュです。
チェルノブイリからいろんなデータを集めました。
そしてそれをまとめました。
こうしたいろんな刊行物が出て、さまざまな研究、調査。
これは本当に恥ずべく事のような
恥ずかしくなるようなリサーチが2005年にWHO,IAEAの調査機関として発表されたとありますけれども、
そのあと我々は、本当の真のデータ。
ベラルーシ、ウクライナ、ロシア、それぞれの国から出た実際のデータ。
本当の真のデータを我々は集めて出したわけです。
で、この本を出したわけです。



これはセントペテロスブルグ(St.Petersburg)2007年。
2009年に今度は、英語に翻訳されたものがニューヨークで出版されました。
そしてさらに翻訳されまして、2011年キエフでも出ております。
今度は日本語の翻訳版も出る訳であります。今年ですね。東京。岩波からでます2012年です。

この本の中で、ここでは5000にのぼる調査をまとめている訳であります。
これは、チェルノブイリ事故が起きた後のさまざまな調査を含めていて
その結果をそこに記している訳であります。

チェルノブイリの結果を発表するのはどうして難しいのか?
「リスクはそれほど大きくなかった」
「いや、とてもリスクは大きかった」という人もいる訳であります。
で、福島の事態を踏まえて考えてみると、
やはり秘密性というものがロシアには、
あ、失礼、ソ連にはそういう秘密性というものがずっとあったわけです。
3年半ぐらい全く秘密にされていました。


1989年に特別な大統領令が省令がでました。
それによって本当のデータが初めて、
チェルノブイリのデータがそれをもって発表された訳です。


3年半の間このデータは、完全に虚偽のデータが出ていて、
「隠蔽しなくてはいけない」という命令が出ていた訳です。
「秘密裏にしなくてはいけない」と。
これが公式文書に「秘密裏にしろ」と書いてあったわけです。

ですから、本当の計算をすることはできない訳です。



で、同じような秘密主義というものが、日本でも起きています。
リスク評価に於いても、また国際機関におけるそうしたリスク評価に於いても、
たとえば日本の広報、広島・長崎を見てみても、
3~4年間の秘密の時期という事があったわけです。
データが集められてもそれは発表されなかった。
また、アメリカの占領軍がそれを禁じた訳であります。
「日本でそういった調査を行ってはならない」と禁じた訳であります。

そして初めて4年後に統計数字がやっと出始めたわけであります。
で、それをベースに計算しろと、そのオフィシャルデータで計算しろと言うのですが、
それは、全く、そもそも正しくないデータなんです。

この個々の線量の
水、
どの位の水を飲んだのか、
どの位の葉野菜を食べたのか等々、
ベラルーシの人口の10分の1を調査した。
でもそんなのは冗談のような話です。

ほとんどこれは喜劇になってしまいます。
これほどひどい事故でなければ喜劇と思ってしまう位に馬鹿らしい事をやっているわけです。

放射性ヨウ素。
半減期が短い、ま、2ヵ月半位効力はあるが、そのあとは消えるんだと、
ある期間にあらかじめヨウ素を摂取しなければいけないのに、
数日もほっぽったままになってしまう。
そのときには半減期も終わっているわけだから意味がない訳であります。


セシウムに関してもその計算はもっと、実は難しくなるわけですけれども、
ストロンチウムも問題でありますが、
やはり、セシウムが基本的に使われます。
特に、放射線汚染の場合はその計算をするわけであります。

しかし、プルトニウム、ストロンチウム、他にも沢山の核種があるわけです。
我々に大きな影響を及ぼしているものが沢山あるわけです。
しかしどうやって影響されたのかが全く把握できないような状況なんです。


ですからこそ、IAEAの要件、WHOの要件に賛成できない訳です。
また明らかに線量と疾病とはこのような形で相関関係があるんだとWHOやIAEAが言っている、
それは全然間違っているんです。

じゃあ、どうやったら本当の真のデータを得られるのか?
やりかたですけれども、
そのテリトリー、またはその地域、そこに住む人たち、
また地理的な社会経済的な背景がどうなっているのか?


放射線の汚染度だけが違うという形
これはガイガーカウンターや、大気中の汚染物などで測ることができます。
もちろん問題はあるかもしれませんけれども、
かなり計算するうえでそれが真の状況に近くなるわけです。

また、死亡率、罹患率、
同じグループのそうした状況を見るわけです。
これは事故の起きる前と後を見るわけです。
同じ人たちを見ていきます。
事故の前後同じ人たちを見るわけです。
それをやる事によって客観的な結果が出る筈です。
また、全体的な汚染に対する客観的な全体像が出る筈です。

どうなのか?というと、
これは癌だけではなくて、全ての身体のシステム、系統、
これがチェルノブイリの後にマイナスの影響。
内分泌系であったり、循環器系であったり、
呼吸器系であったり、泌尿・生殖器系の器官、すべて影響を受けているわけです。


いくつか事例です。
短い時間なので事例だけでありますけれども、



これは人間の21番目の染色体でありますけれども、
86年の後半になりまして、急速にダウンシンドロームが増えています。
ダウン症候群。

で、同じようにぐんと上がるのが、西ベルリン、
唯一データがあったのが、西ベルリンだったんですけれども、



これは非常に信頼性の高い資料です。
ダウン症候群、これは特にベルリンで増えているのが分かります。
ぐんと、増えているわけです。
これが一つのいい例です。

1986年7月以降、どうしてこのような形で急激にダウン症が増えるのか?
チェルノブイリの事故です。
ストロンチウム、セシウムなんです。ウランなんです。
他の説明はあり得ません。
これはチェルノブイリの事故なんです。そのせいでこうなったんです。


これはsolid cancers 癌でありますが、これは血液がんを除くものでしょうか。
世界中でこれが増えています。
これは化学の汚染ケミカルの汚染、または環境汚染等の結果、世界中でこれは増大傾向にあります。
それで核兵器がもちろん大きな影響を及ぼしている。
これから何十年何百年と冷戦の影響が残るわけです。
その結果の汚染、大気の汚染は残るわけです。
で、これを見ていただきますと多くの国で増えていっているのが分かると思います。



1986年以降の状況ですが、
この曲線がより急な角度で伸びている訳です。

これはロシアにおけるsolid cancers癌でありますが、
中程度の影響または大きな影響、これはブライアンスクといっておりますが、
このデータsolid cancersは固形がんですね。
そしてこの状況を示しておりますが、



この状況をどのように説明できるのか、
これはやはりチェルノブイリの事故があったからです、他に説明はありません。

という事で、チェルノブイリの結果、
また、先天的な奇形。
この話を避ける人が多いんですけれども、私は大きな声で言いたいと思います。

次の写真、これはきっと目を覆うかもしれませんけれどもお見せします。
これは本当に見なくちゃいけない事なんです。
放射能汚染が起きた時にそのあとどうなったか?という事は見なければならないんです。
避けてはなりません。

また、実際の歳よりも生物学的年齢が、被ばくによって早く老化してしまうということ。
これは歳が実際の年齢よりも3~4,5歳上に見える。
また、変異が、また多重疾患、一人の人が複数の病気にかかることもあります。



$KABASAWA FAMILY BLOG



これですが、この奇形。
これはチェルノブイリ事故の結果の奇形です。
これは非常に特有な状況でありまして、これは多くの国々、
ま、以前は、チェルノブイリ事故の前は違った国でこういったケースは時々ありましたけれど、
今このチェルノブイリを見ると共通性があります。
足、「脚部が成長できない」という問題が起きています。
多くの子供たちがこういう形で生まれました。
何千という単位です。

そして特別な子どものホームがつくられたくらいです。
こうした子どもたちを収容するための、そして必要なケアをするためのホームがつくられた位です。

これはひとつのルギーナ Luginyという地域、州であります。
やはり同じような観察をしたわけであります。
これは先天性奇形でありますが、
チェルノブイリの前、ですから1983年位を見ますと、
その地域に於いての水準。奇形児が生まれていた。
しかし86年以降それが非常に増えています。



87年の後、どんどん増えていきます。
6年後を見てみると非常に多く奇形児が増えています。
そのあと少しまた減少していった。
これはどのように説明できるのか、これだけ急激に上昇した、多く上昇した。
同じ医者です、同じ人たちです。
これはチェルノブイリで説明するしかない。
他の説明はできない。
しかし公式には「これはチェルノブイリのせいではない」というふうに言われている訳です。

このデータですが、放射線の量。
チェルノブイリのせいで、飛散された例でありますが、
どの位の核種がチェルノブイリで飛散したか?という事。
これはがんの発生率という形で把握しています。
ソ連というよりは欧州全体に飛散していた訳です。
わずか43%が旧ソ連に飛散して、
残りは欧州、アフリカ、アジアにも飛んでいた訳です。
悲惨が行われていましてこれば物理学者ベラルーシの人が計算をしました。



つまりチェルノブイリで起きたがんの件数、ヨーロッパじゅうで見た場合どのくらいか?
スイスの場合、追加の癌の件数が1500。
そして死亡に至ったものなどもこうして内訳を出しているわけです。
これは、公式なデータです。
要するにその国に対して飛散した核種がどのような影響を及ぼしたか?と
放射能核種がこうした影響を及ぼした。
これは欧州連語に於いてもマッピングされております。


セシウムがどのくらい出てどのような影響を及ぼしたというのは、出ている訳です、公式データとして。

ここでもう止めた方がいいですか?
ありがとうございます。
では次にいきます。

この放射能恐怖症という話。
日本から出てきていますけれども、
カエルとかツバメとか、やはり事故後その影響が出るわけですから、現象が出るわけですから、
この放射能恐怖症というのはプロパガンダな訳です。

IAEA、WHOはチェルノブイリの結果死んだ人の数が9000というふうに言っていますが、
この幼児死亡率
スイス、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドを見た場合、
86年以降どうなっているか?



この曲線、幼児死亡率は減っています。全ての国で減っているんですが、
しかしながら、スイス、ノルウェー、スウェーデンで
ある段階でその曲線からずれて増えているところがあるわけです。
もちろんベラルーシ、ロシア等も同じような現象なんです。

で、次ですが、我々は計算をしました。
6つのロシアの非常に汚染の高いところと、
それからそれほど汚染度が高くないところを比べた訳です。


その死亡率ですが、4%増えているというのが分かると思います。


死亡率、これは、23万人の追加的に死亡した人が増えている。
これはチェルノブイリの死亡率最初の15年という事で、

これは1平方キロで見て、汚染のデータを見て、
これはキューリー単位です。
で、ヨーロッパ、アフリカ、アジア等々で、
これは世界トータルで、100万の追加死亡者が生じたということです。
9000ではなく100万なんです。