今回はRGザク製作の中でも少し触れましたが、パテで腕や脚など同じ形状のモノをしかも湾曲のモノを2個作るやり方を提案します。
パテでシンメトリー、それも湾曲したパーツは普通に考えたら複製が定石ですが、これから紹介するやり方は難関と思われるこの湾曲シンメトリーを無理なくほぼ正確にだせるという一つの方法です。
私が独自で考えたやり方で正解かどうかは分かりませんがアリじゃないかと思っています。
それでは参考までにご覧下さい。
■エポパテでの湾曲シンメトリーの出し方の提案
①

■コレはRGザクの脹脛の部分にエポパテを盛ってマジックで三分割に線を引いたところです。
②

■まずはパーツ一個だけマジックで引いた線を基準にヤスリでエッジを立てます。
③

■大体の形が決まったら今度はその削り出したパーツのパテの厚みにノギスを当てて固定します。
④

■もう一つのパーツに固定したノギスを当てて線を引きその線までヤスリで削って最初の削ったパーツと同じ厚さにします。
⑤

■パーツを合わせてみて同じになるようにヤスリで削っていきます、くれぐれも削りすぎに注意して下さい。
⑥

■この様にいきなり湾曲に削るのでは無く、まずは基準線を基に正確な同じ二つのパーツ形状を作ります。
エッジを出すのはエッジが基準となって正確に測る事が出来るからです。
⑦

■後はエッジ部分をヤスリで落として湾曲にしていきます。
目の粗いヤスリだと削りすぎてしまいますのでご注意下さい。
⑧


完成!

■コレで同じ形状のパーツが出来ました。^^

■取り付けるとこんな感じです。

それでは、RGザクの方も少し進んだのでご覧下さい。


■パテの形状だしは大体終わっていて後はそれぞれのパーツごとの表面仕上げです。
その他スパイクはビルダーズパーツに変更してシールドは画像のようにワイドシールドに改修しました、ちなみに可動します。
上半身を増幅しシールドやスパイクを大型化したのでバランスを取る為に脚を太ももの付け根で3㎜延長しました。
