MG 1/100 GP-03 ステイメン製作②~進化する可動(前編) | G-Remodeling

G-Remodeling

主にガンプラの改造・改修の過程等を掲載します。

はい!、それではステイメン製作第二回目ですが今更こんな古いキットと思いでしょうが、これがまた面白い!

最新キットと違って直したい箇所がてんこ盛りなんで大変と言えば大変なのですが改修後に「ああ~変わった~」 「良くなった~」というのがとても分かるんですよね、だから改修後の充実感はハンパないです。



さて、今回二回目はタイトルにもあったように可動に重点をおき更にスタイルも改修しほぼ確定しました。

皆さんの頭の中にあるステイメンとは少しかけ離れていて賛否両論かと思いますが、私が思い描いたステイメンをどうぞご覧下さい。









進化・・・





まずはスタイル改修からご覧下さい。








■まずは、首の延長ですが可動改修のためパーツを全て交換したので正確にはどの位の延長になったか定かではありませんが、元より延長になったのは確かです。

続いて胸周りの増幅ですが、ディテールも兼ねて左右サイドにプラ板で増幅しました。

次は腹部の延長です、可動域を増やす為に分離し4㎜程延長しています、ここがこのキットのスタイルを左右する肝部分かなと思います。







■そうして最後は脚の延長です、ここは延長をしなくてもそれなりに大丈夫なのですが、好みで思い切って脛で5㎜延長しました。太ももの付け根はパーツ交換で可動構造を変更する改修をしたので、たぶん若干延長になったかと思われます。



驚異の可動?





■まずは、軽く首の可動から・・・・





                      

■このキットの首は古いタイプの頭部ボールジョイントでの一点式可動ですが、現在のキットと同じく首の付け根にも前後に稼働するように改修をして2点可動式にしています。

古いキットが殆んどですが、この改修は私の中では定番改修です。

襟はショボかったので切り飛ばしてフリーダムの物に変更しています。





■次は肩の可動改修です。





                           

           

■元のキットは作った方はわかると思いますが脇から棒がニョキッってでているだけで、まるで旧式のHGみたいでした、恐らくコアブロックの換装の為かと思われます。

なので現在のMGキットの式に近い形で肩軸が可動するように可動域を新設し改修しました。





■今度は腹部の可動です。





















■元のキットだと古いキットにありがちな腰とのボールジョイントの可動のみで、干渉していたりとボールジョイントの本来の可動も満足に無い感じです。

ここは今風の可動を少々アレンジして腹部に可動部を増やし回転軸を基本に前後左右マルチに稼働するように改修しました。

腹部の空洞が見える部分は後程処理します。





■最後に股関節の可動改修です。









■何もあんなに開脚が出来なくても良いのですが、結果的にこうなったという事です。

元は古いパターンのボールジョイントでしたが、このキットの股関節可動は曲者で太もものボール受けが奥に入り込んでいてボールジョイントの本来の可動域すら殺しています、なのでこのキットの改修はボール受けを前に出し、受けの一部を切り欠くというのが定番ですが、その改修も少し古いのでチョッと違う最新?の改修をしました。

ボールジョイントではなく回転軸を主体にした可動工作で股関節の他に太ももの付け根にも回転軸を設けています。

製作した事がある方は分かると思いますがMGデスティニー等の式と同じ感じです。



■こんな感じで可動部の改修と大まかなスタイル出しが決まったので、後は肩を若干大きくしたり腰のアーマーを大型化したり他細々とやっていきます。

少し力をいれたいな~と思っているのは後部のバインダーですかね、あれの情報量を増やしもっと精密さをだしたいと思っています。





■タイトルには可動改修の前編となっていましたが、今回実は後編があるのですよ!

次回、後編は今回紹介した可動改修の部分を製作中の画像を交えて詳しく解説したいと思います。