2019.5.17 手術② | 私の癌と、相方さんの難病と。

私の癌と、相方さんの難病と。

私は卵巣癌(2007年)と腎臓癌(2019年)の経験者。
相方さん(パートナー)は2022年4月に難病 脊髄小脳変性症(多系統萎縮症?)と...。

2019年5月17日に手術を受けて、現在は経過観察中です。
 
入院中に遡って書いていきます。
 
 
✎︎____________
 
酸素マスクみたいなものを口に当てられた。
 
「少しずつ麻酔入りますよ~。
普通に呼吸していてくださいね~。」
と言われ
 
「あ、麻酔効いてきた。。。?」
そう思いながら、瞼が重くなるのを感じた。
 
と、ふっと目が開いたキョロキョロ
 
全身麻酔から醒める瞬間は
何度経験しても不思議だ。
 
一瞬ウトウトした?という感じなのに
数時間が経過している時計
 
 
まだしっかり目が開かないけど、
近くに誰かがいるのがわかる。
 
あ、私が目を開けたことに気付いた・・・
 
喉、苦しいな。
なんか圧迫されてる・・・
・・・まだ挿管されてるのか。
 
右・・・脇腹切ったんだよね。
まだ痛み感じないな・・・
 
ゆっくり瞬きして、ボンヤリしながら
そんな事を考えてるうちに
抜管されて、オエッ・・・ゲホゲホゲロー
 
 
そこからは記憶が曖昧だけど
多分病室に移ってから母親と何時?とか
会話したと思う。
 
15時頃、手術は終了したみたいだ。
手術室に入ってから出てくるまで
おおよそ6時間。
 
そして、予定通り右腎臓の部分切除で済んだ。
 
ドクターMグラサン
上手いことやってくれたんだ。
 
少し意識がハッキリしてから、
自分がどんな状況か確認する。
 
両手の甲に点滴してる。
 
傷口のドレーンもあるんだっけ。
 
あとは尿管ステント おしっこの管。
 
「おしっこの袋、青い色してるわ~」と母親。
 
腎臓を部分切除した後に
尿管がちゃんと繋がったか
おしっこが漏れ出てないかを
手術中に確認するための液体・・・。
 
そのための尿管ステント入れるの
本当につらかった・・・
 
あー

生きてる。

良かった。

目が覚めて良かった。

 
相方さんが心配してるだろうと思い
まだ力が入らずプルプルしてる手で
「終わったー」
とだけラインをした。
 

硬膜外麻酔が外されてからが大変だろうな・・・


そんな事を考えながら眠りに落ちた。