2019.5.17 手術① | 私の癌と、相方さんの難病と。

私の癌と、相方さんの難病と。

私は卵巣癌(2007年)と腎臓癌(2019年)の経験者。
相方さん(パートナー)は2022年4月に難病 脊髄小脳変性症(多系統萎縮症?)と...。

5月17日に手術を受けて、現在は経過観察中です。

入院中に遡って書いていきます。


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令和元年 5月17日(金)

早朝、主治医のドクターM猫が挨拶に来てくれた。
(4人1チームの中で1番偉いと思われる先生。
1番最初の診察から診てもらっている。)

豚「夕べは大変でしたショボーンって言ったら

グラサン「やっぱり?と( ̄▽ ̄)ニヤリッ

豚「今やっぱりって言いました!?
……でも今は大丈夫です。」
と私。
グラサン「いや、ごめんごめん(笑)
人間って慣れるんだよね。
最初はなんでこんな事に…って思ったりするけどさ。」

何をしてても無くならなかった違和感
(おしっこ我慢しまくってる感じや痛み)も
嘘みたいに無くなっていた。

ただ、管が入ってることには変わりは無いので
ベッドに腰掛けたりしていると
お股に違和感はあるあせる

両親が予定していた時間よりだいぶ早く来てしまい
手術前の浣腸をした直後に現れる滝汗

豚「今浣腸したとこだから!
バタバタしてるから今は話とか無理!」
と追い返し(ひどい)

トイレに行ったり、血栓予防の白タイツ履いたり。

そして看護師さんと
チームMの1人で頼りなさげな
ドクター太一君とか何人かでお迎えに来た。

途中まで両親も一緒に向かい
「家族の方はここまでです。」
と言われた所で握手してさよならバイバイ

患者の取り違えとかリスク管理が
12年前より厳しくなっているイメージキョロキョロ

名前 生年月日 や手術の部位など
手術台に上がるまで3回~4回聞かれて
答えた気がする。

12年前の手術の時は、病室から点滴をして
ストレッチャーで運ばれたけど
今は動ける人は自分で手術室まで歩くんだね…

そして8時45分頃 手術室に入室。

狭い狭い細い手術台に自分で上がって横になる。
(私豚が太まし過ぎるという説が濃厚。)

すると扉が開いて
颯爽とチームMが登場ランニングランニングランニングランニング

ドクターMグラサン「よろしくお願いしまーーす!」

テンション高っびっくり

グラサン「みつばさん、よろしくね!」
と言って私の肩をポンポンおいで

そばにいた麻酔科の女性が
「M先生、元気いいですよね~」と
クスクス笑ってる。

グラサン「だって俺がたまに静かにしてるとさー
具合悪いのかとか心配されちゃうんだもん!」

手術が好きなのかなぁ?と思うくらい
テンション高い。
でもその明るさに救われたおねがい

硬膜外麻酔の管を背中に入れる処置をしている最中
チームM4人ランニングランニングランニングランニング
輪になって話をしていた。

グラサン「今日はとにかく色んな事やるから
しっかり見て勉強してね!」

きっと
主にドクター太一君に言ってるんだろうな(笑
と心の中で笑ったニヤリニヤリニヤリ

事前に、ドクターMからは
ちょっと難しい手術って聞いてたけど

若い先生にとっては良い経験になるんだろう。

練習で出来ない事とか
実際やってみたり見れるチャンスなんだろうな。