アクロ取締役退任のご挨拶

2021年6月30日をもって、20年前に自ら設立したテレビ番組制作会社の取締役を退任しました。
既に数年前に社長も後進に譲り「エンタメ×障害福祉NPOチャレフェス」に専念しておりました。
いよいよアクロは相談役に完全に退きます。
退任を機にアクロ関係者に向けてへのメッセージは、同じテレビ業界関係者の同世代以下に向けて、
相通じる想いの言葉ですのでポイント共有させて頂きます。
1.人生は一度きり、しかも誰のものでもなく自分の人生
2.だから後悔しない生き方を(後で悔いるから後悔)
3.自分自身が何者か、生まれてきた意味が分かると自己成長始まり人生良くなる
4.人生は選択、全ては自分が決めたことでの結果
5.解釈も自分が選んでいる、プラスかマイナスか、ポジティブかネガティブか
最後に一編の詩を贈りました。

茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ

最後までお付き合い頂きありがとうございました。
ボクは、皆さんの可能性と生きる力、そして明るい未来を信じます。