昨日のCXWORX終了後、パーソナルトレーニングのご予約のお時間まであと5分といったところ。
テレビに目を向けると、映し出されていたのはNHK。
時間は21時を過ぎていたので、ニュースの時間帯。
その中での特集コーナー。
お題は、、、
「終活」
読んで字の如く、「終わりの活動」。
そう、自身の死に際・死んだ後の埋葬のことなどの特集でした。
近年、家族に先立たれたり、また天涯孤独の身の方が増えた現代。
また様々な事情から、お墓を持たない家族が増えてきていると、そのニュースは伝えておりました。
そんな今の世の中の埋葬方法として注目されているのが、
「合同埋葬」
「樹木葬」
「共同埋葬」
などの埋葬方法。
お墓に埋葬するのではなく、墓地自体に一定の土地を設けて、樹木のそば等に、1人1人ではなく、複数の方を埋葬するスタイル。
自治体にて取り仕切っているようなのですが、申し込みを開始すると、問い合わせが殺到し、あっという間に定員に達するとのこと。
時代は“最期の瞬間”の考えも変わってきているんだなぁと実感。
特集のコーナーでは、実際に申し込まれた女性を追った様子が。
自身の最期のあとに葬られる、樹木葬の手続きの様子が流れる。
その方は、どうやら独り身の方。
自身の最期のあとを気にされている。
その方は言った。
「自分の死んだ後のことがやっと落ち着いて安心した。」
「(泣きながら)これからの残り少ない人生、前向きに楽しいことを探して最期のその時まで生きてゆきます。」
言葉は私の胸を締め付け、切なくなり、涙が出ました。
私達は、今という時代を駆け抜けています。
時には、様々なことがうまくいき、幸せを感じる瞬間もあるでしょう。
時には、息切れをし立ち止まる時もあるでしょう。
時には、何もかも放り出して死にたくなることあるでしょう。
様々なことがある中で、私達は生きていくことを、諦めてはなりません。
立ち止まることがあっても、いつか立ち上がるときがやってきます。
限界を感じても、それを破りましょう。
「限界は、破るためにある。」
女性の姿、言葉を感じて、ふとそう思いました。
テレビの女性が最後にこう言いました。
「楽しいことを探すために、限界を破ります(笑)」