終活 ~限界は破るためにある~ | パーソナルトレーナー・レスミルズインストラクター 佐藤 拓巳の『“今しかない" 前へ前へ』

パーソナルトレーナー・レスミルズインストラクター 佐藤 拓巳の『“今しかない" 前へ前へ』

パーソナルトレーナー・レスミルズプログラムを事業としている佐藤拓巳です。フィットネス業界に携り26年。半年で自身の体重ー20キロ達成したその経験と知識で、会員様のGood Conditioningを目指し「前へ前へ」をモットーに日々活動中!





昨日のCXWORX終了後、パーソナルトレーニングのご予約のお時間まであと5分といったところ。




テレビに目を向けると、映し出されていたのはNHK。




時間は21時を過ぎていたので、ニュースの時間帯。



その中での特集コーナー。

お題は、、、















「終活」
















読んで字の如く、「終わりの活動」。



そう、自身の死に際・死んだ後の埋葬のことなどの特集でした。










近年、家族に先立たれたり、また天涯孤独の身の方が増えた現代。


また様々な事情から、お墓を持たない家族が増えてきていると、そのニュースは伝えておりました。




そんな今の世の中の埋葬方法として注目されているのが、


「合同埋葬」

「樹木葬」

「共同埋葬」


などの埋葬方法。









お墓に埋葬するのではなく、墓地自体に一定の土地を設けて、樹木のそば等に、1人1人ではなく、複数の方を埋葬するスタイル。




自治体にて取り仕切っているようなのですが、申し込みを開始すると、問い合わせが殺到し、あっという間に定員に達するとのこと。




時代は“最期の瞬間”の考えも変わってきているんだなぁと実感。













特集のコーナーでは、実際に申し込まれた女性を追った様子が。




自身の最期のあとに葬られる、樹木葬の手続きの様子が流れる。




その方は、どうやら独り身の方。

自身の最期のあとを気にされている。






その方は言った。






「自分の死んだ後のことがやっと落ち着いて安心した。」


「(泣きながら)これからの残り少ない人生、前向きに楽しいことを探して最期のその時まで生きてゆきます。」






言葉は私の胸を締め付け、切なくなり、涙が出ました。












私達は、今という時代を駆け抜けています。




時には、様々なことがうまくいき、幸せを感じる瞬間もあるでしょう。



時には、息切れをし立ち止まる時もあるでしょう。



時には、何もかも放り出して死にたくなることあるでしょう。









様々なことがある中で、私達は生きていくことを、諦めてはなりません。



立ち止まることがあっても、いつか立ち上がるときがやってきます。




限界を感じても、それを破りましょう。




「限界は、破るためにある。」





女性の姿、言葉を感じて、ふとそう思いました。











テレビの女性が最後にこう言いました。







「楽しいことを探すために、限界を破ります(笑)」